JavaScript を有効にしてご利用下さい.
Japanese
メンバー全員の地元である新潟三条市で結成された4人組ロック・バンド、the hillsの1stミニ・アルバム。軽やかでポップなメロディと、少し掠れた脱力感のあるヴォーカルが気構えることなく耳に親しみやすい。夕焼けや陽だまりなど、日常の穏やかな自然の風景を描いた歌詞に、そよ風のような涼しげなサウンドが一味違うフレッシュさも与えてくれる気持ちの良いバンドだ。その中でどこかセンチメンタルさを醸し出す彼らの音楽は、泣いたり笑ったり不安定な日々を不器用ながらに生きる若者の姿によく似ている。先は見えないけれど、とにかく今この瞬間を思い切り楽しむ。そんな時間が何よりも大切だったりすることを教えてくれる。見えない重圧に息苦しくなったら、楽しさも悲しさも彼らと共鳴しよう。
これは面白い。2004年結成の新潟出身4ピース・バンドの1stシングル。Track.1「コースのないレース」がわりとストレートなギター・ポップなので、この路線のバンドなのかと思ったが、Track.2「シロップ」はメロディとビートが絡まり合いながら摩訶不思議な魅力を醸し出す、ゆったりとしたダンス・ナンバー。Track.3「時を駆ける少女」は性急なポストパンク風ギター・ロックと、一筋縄ではいかない三者三様の楽曲が並んでいる。でも、どの曲にもキャッチーなフックがしっかりと備わっていて、アナログフィッシュやmooolsのようなセンスのよさを感じさせる。全体的な雰囲気がファニーで、尚且つ変態っぽいところもいい。このポップ・ポテンシャルと変態性を等しく高めていってもらいたい。期待大。
Show More
Skream! 2024年09月号
the paddles柄須賀皇司の“おかんの口から生まれました”
ネクライトーキーのぐだぐだ毎日
ビレッジマンズストア 水野ギイの“家、帰っていいですか?”
Laughing Hick ホリウチコウタの能ある君は僕を隠す
Lucky Kilimanjaro maotakiの"一食入魂"
Academic BANANA 齋藤知輝の"大切なことはすべてラブソングが教えてくれた。"
フィルフリーク 広瀬とうきの 『サウナフリーク』
月蝕會議エンドウ.の"月蝕會議室24時"
"SPARK!!SOUND!!SHOW!! チヨの部屋"
GANG PARADE ユメノユアの"ROCK ON!#YuaPlaying"
挫・人間 下川リヲの“モノホンプレーヤーになれねえ”
THE BACK HORN 松田晋二の"宇宙のへその緒"
cinema staff 「萌えもemo」
フクザワさんによるあの曲のイメージイラスト