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Japanese
Rough Tradeが発掘し、日本でもFUJI ROCK出演や、THE VACCINESのサポート・アクト、単独公演を行うなど、世界中のガレージ、インディー・ロック・ファンの心を掴んだミネアポリス発のHOWLERが、2年ぶりとなる2ndアルバムを完成。10代の破天荒なパワーと、10代ながら妙に肝の据わった姿勢で、切れ味鋭いガレージ・サウンドを刀に辻斬りしていく面白さがあった彼らだが、今回はパワーのみならずバンドの引き出しの豊富さを再発見。擦り切れるほど聴いたロック・レジェンドからアンダーグラウンド・ヒーローたちのレコード、滴るほど体に染み込ませたその曲のエナジーに火をつけて、鮮烈な炎にし、ぶんぶん放り投げてくる。極限までソリッドなサウンドにしながら、ひねりたっぷりのポップ変化球でいろんなツボを突いてくるのが、ニクい。
ビートニクのAllen Ginsberg著作の“HOWL”から取ったと思われるこのバンド名にこのタイトル…それだけで十分魅力的だ。THE STROKESやTHE LIBERTINESを発掘した事でも知られる老舗レーベルのRough Trade Recordsが契約したという話題先行で注目が集まる彼らだが、一聴してまず感じたのは、60年代~00年代のガレージ・ロック・リヴァイバルに至るロック史に刻まれた音の数々を凝縮したようなバンドであるという事。それはGIRLSの様に円熟したバンドならまだしも、Julian CasablancasやAlex Kapranosの様な色気の持つこのヴォーカリストは未だ19歳!THE VACCINESと共にツアーでここ日本にもやってくる。いち早くチェックしておいた方がいいかもしれない。
2000年創立以来、旬なアーティストや海外でも評価の高いバンドを次々とリリースして来たホステス・エンターテインメントのレーベル・コンピ第2弾が登場。前作も充実の内容だったが今作はそれを上回る豪華さ。RADIOHEADやARCTIC MONKEYSの新作からはもちろん、2011年の年間ベストに軒並みランク・インしているBON IVERなどが収録されたDISC1は今年の洋楽シーンを手っ取り早く知る意味では最適の1枚。続くDISC2は話題沸騰のHOWLERを始めICEAGEなどこれからが期待される新人が並ぶ。ジャンルを横断しながら今の空気をしっかりと伝えるセレクト。個人的にはDISC2をしっかり聴き込んでほしい。とにかくお得なアルバムだ。
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