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Japanese
日米で活躍するシンガー・ソングライター、エミ・マイヤーと、相対性理論のギタリストであり、それ以外にも様々な幅広い活動を行う永井聖一がユニットを結成。全編日本語詞のアルバムを完成させた。制作期間は約2年。作詞と作曲はそれぞれが書いたものもあれば2人の共作もあり、Track.6はたむらぱんが作詞で参加していたりと、シンガーとしてのエミをよりじっくりと解き放ったポップ・ミュージック集だ。肩肘張らないリラックスしたバンド・サウンドに、英語と日本語両方の感触を与えるエミのヴォーカル。永井のギターは曲の雰囲気にあわせて変幻自在にアプローチをするも、どの曲でも音の魅力を存分に引き出すシンプル且つ印象強いフレーズを奏でる。エミの新たな表情を見られる楽しみと同時に、永井のギタリストの才能に恐れ入った。
昨年はソロで『RADIO ONSEN UTOPIA』、相対性理論で『TOWN AGE』と2枚のアルバムをリリースし、その存在感の大きさを示したやくしまるえつこ。本作は彼女の7枚目のソロ・シングル。「X次元へようこそ」は躍動感のある流麗なストリングスやムーディなブラスをフィーチャーした、肉体的で甘美な魅力を持ったシティ・ポップ風の楽曲で、"にゃんにゃんにゃんにゃにゃにゃん"と囁く彼女のヴォーカルは、"萌え"よりは"エロ"のほうがしっくりくる妖艶さを孕んでいる。「絶対ムッシュ制」はミニマムなバンド・サウンドの上を流れる煌びやかなシンセと、最後にバーストするギターが印象的なポップ・チューン。「X次元へようこそ」の編曲は菅野よう子が、全曲マスタリングはグラミー賞受賞の経歴も持つTed Jensenが担当している。
相対性理論約半年振りのリリースは、同名映画『乱暴と待機』のサウンド・トラックを制作している大谷能生とタッグを組み制作したDVD 付きシングル。同映画の主題歌にもなっている表題曲「乱暴と待機」は懐かしさのある空間的なホーン・サウンドと、脱力感がありつつも緊張感を忘れないバンド・サウンドが抜群の浮遊感を醸し出している。その中でひとつひとつの言葉を淡々ながらに甘く歌うやくしまるえつこのヴォーカルが耳から離れない。映画の持つ世界を汲みながら独特の切り口で描かれる淡くほろ苦い恋愛観には、不思議な説得力がある。ポップでキュートな音の中に佇む、どこまでがリアルなのかどこまでがドラマなのか分からない謎めいた空気が小気味良い。カップリングには同映画の挿入歌やメイン・テーマなどを収録。
ここから、はじまる、『TOWN AGE』。あたらしい相対性理論、うまれる
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