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Japanese
表題曲は、TVアニメ"黄昏アウトフォーカス"のエンディング・テーマ。"ルールなんてもういらない"と感情を爆発させていて、毒々しさやヒリついた空気が漂うギター・リフやビート感には、00年代のガレージ・ロック・リヴァイヴァルを彷彿とさせるところも。中盤にはエスニックなパートも飛び出し、怪しげで攻撃的な手触りもあるのだが、それでいて万人の心に滑り込ませるポップ・センスを見せつけてくるところはさすが。カップリングの「25時間」では、彼らのルーツにあるファンクをフィーチャーしていて、"当たり前のことが当たり前にあることが嬉しい"と、日常の何気ない景色がパッと鮮やかに色づく1曲。曲頭から響かせる豊島こうき(Vo/Gt)の伸びやかなハイトーンはもちろん、グルーヴを増幅させるブレスも聴きどころ。
昨年9月に配信されたミニ・アルバムに、ハードで骨太なサウンドに燃え滾る力強い意志を刻みつけた「FORTE」と、清涼感のある電子音が心地よい「Searchlight」という新曲2曲を加えて音源化された、Amber'sの1stフル・アルバム。ロック、ポップス、ラップ、EDM、ニュー・ウェーヴ、ソウル・ポップなど様々な音楽をミックスさせたサウンドは、そのどれもが圧倒的にキャッチーで、ど真ん中ですべてを貫いていく豊島こうきの圧巻のハイトーン・ヴォイスが実に魅力的。欧米のトレンドを加味しつつ、仕上がりは日本という土壌に非常に馴染むものになっているところも大きなポイントだ。人類初の有人宇宙飛行に成功した宇宙船の名を掲げた本作から、どんな未来を描いていくのか。期待が高まる1枚。
今まで自分たちが培ってきたもの。自分たちの当たり前のものを積み上げていった楽曲ができた
憧れみたいなものが、より強く、濃く、鮮明になった
2024.06.22 @渋谷WWW
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