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Japanese
"青春とバンドは、楽しくてメンドクサイ"、プロデューサーである秋元 康節が前面に出たように感じるタイトルだが、彼女たちがザ・コインロッカーズで送ってきた時間と本作を象徴する言い得て妙の言葉だ。リード曲「泣かせてくれないか?」は、昭和のフォーク・ソングのムードが香り立つ1曲。哀愁漂う歌唱とサウンドは、彼女たちのヒストリーとも重なってリアリティがあり、胸を締めつけられる。なお本作は13曲目が形態によって異なり、初回限定盤にはシリアスなバラード「永遠の記憶」、通常盤には"タイムカプセル"をテーマに時の経過を切なく歌うミドル・チューン「その日」を収録。明るい曲も、強気な曲も、切ない曲も入り混じる。あぁ......やっぱり"青春とバンドは、楽しくてメンドクサイ"。
昨年、目標としてきたZepp Tokyoワンマン公演のソールド・アウトを惜しくも達成できず、38人→13人へと再編成して新たなスタートを切ったザ・コインロッカーズの2ndシングル。表題曲「僕はしあわせなのか?」は、軽快でフレッシュなバンド・サウンドに乗せた、切なく揺れる恋心が投影されたかのようなメロディ・ラインが聴き手の胸に響く1曲に。歌声に込めた感情をさらに増幅させるかのようなサビのコーラスも聴きどころだ。飾らない言葉で綴られた歌詞は、広く長くリスナーのもとへ届いていきそうで、早くも新生ザ・コインロッカーズの代表曲が誕生した予感。なお、本作では3形態でカップリング曲が異なり、それぞれで表題曲とは異なるバンドの表情を堪能することができる。
秋元 康によってプロデュースされた、曲の世界観に合わせて各パートのメンバーが選抜されるという39人組ガールズ・バンド、ザ・コインロッカーズ。初ライヴを幕張メッセで行い、初ツアーは約150公演と、人数以外も規格外な彼女たちのデビュー・シングルが到着した。ドラマ"俺のスカート、どこ行った?"の主題歌に大抜擢された表題曲は、一度聴いたらすぐに口ずさめてしまうようなキャッチーで耳なじみのいいメロディを、疾走感のあるバンド・サウンドに乗せたポップ・ロック・ナンバー。同世代の共感を得られそうな歌詞を歌う松本璃奈の芯の太い歌声は、選抜メンバーというだけあって、この曲にバチっとハマっており、曲によってメンバーが変わるこのバンドならではの魅力や可能性を感じ取ることができる。
"リニューアル感が出て、いい感じに踏み出せている"――13人体制となった新生ザ・コインロッカーズの2ndシングル『僕はしあわせなのか?』
"メンバーを変えながらやっていくと、音も雰囲気も変わっていく楽しさがある"――39人組バンド、ザ・コインロッカーズの1stシングルと選抜メンバーに迫る
2021.07.03 @下北沢LIVEHOLIC
2019.12.23 @Zepp Tokyo
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