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batta (10)
- 2019.07.02
- Day on Umbrella、虎の子ラミー、popoq、batta、chelovek.、宇宙団ら出演。下北沢MOSAiC主催フリー・ロック・フェス"白フェス 2019"、タイムテーブル発表
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曲名でもある"哀しみに唾を吐いて"という、強烈な言葉がリフレインする。それでいて、"ラララ"と一緒に歌えたり、身体を揺らせるビートがある。さらには、ホシノタツ(Vo/Gt)の感情直結型な歌声でメロディも耳に飛び込んでくる。様々な魅力がありながら、とっ散らかった印象を与えない、絶妙なバランスを誇る楽曲だと思う。他の収録曲も、パンキッシュに疾走しながらも歌詞は美しく整っている「SOS」、ポップな曲調でラヴリーな世界観を描いた「グッドモーニング」、メロディと歌詞をじっくり堪能できる「夜明けまで」......とバラエティに富んでいるが、どれも完成度は高い。枠にとらわれず、"自分たちの鳴らしたい音、歌いたい言葉"を発信していきたいという意思表明に見える1枚だ。(高橋 美穂)
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2009年の結成後インディーズで活動、2015年秋から所属事務所を離れ、再始動した4人組ロック・バンドのメジャー1stシングル。Track.1「chase」が大人気のTVアニメ"ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない"第2期オープニング・テーマとして起用。直球のガレージ・サウンドにより歌われる内容は、ジョジョのストーリーに通底する"生きていくための戦い"を想起させるとともに、新たな一歩を踏み出したバンドの姿勢も示唆しているようで興味深い。Track.2「chase -Acoustic Version.-」ではアコギの弾き語りの上をフワフワと行き交うメロトロンとチェロの音色が、同じ曲にもかかわらずまったく違う印象を与えている。"Animelo Summer Live 2016 刻 -TOKI-"への出演が決定しているのも注目だ。(岡本 貴之)
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前作『ゲームオーバー』から1年、battaの2ndアルバム『エターナル』がリリースされる。エターナル="永遠"という意味から『ゲームオーバー』と対照的な言葉に感じ少々違和感を覚えたが、いざ再生するとそれは解消された。それは"限りあるいま"を生き抜こうという、バンドが掲げる強固なメッセージを感じられたからだ。歓楽街を駆け抜けるような軽快なロック・チューン「トレジャーランド」から、平穏な日常と幸せを問うミドル・バラッド「人間らしい暮らし」、ギター伴奏のみの冒頭が胸を打つ「eternal」まで、どんな生き様も肯定するような包容力があるロック・サウンドが詰まっているのだ。彼らがネクスト・ステージへ確実に進んでいることを証明するアルバムである。(大島 あゆみ)