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Japanese
前作から2年振りとなる5作目のアルバム。昨年リリースされた『SCREAMER e.p.』収録曲「体温」のMVがYouTubeで45万再生され話題となったことも記憶に新しいが、kim曰く"賛否両論を巻き起こした"このトピックに安易に乗っかるつもりなど毛頭無いとばかりに、原発問題に触れた冒頭の「DOORS」をはじめ全くブレることのないポリシーを感じさせる楽曲が並んだ作品となっている。"音楽で警鐘を鳴らす"というkimの姿勢が明確な輪郭を持った言葉となり耳に飛び込んでくると共に、インストでも充分通用するファンキーな演奏が楽しめる。様々な社会問題をテーマとした曲が並ぶ中で、個人に語りかけるような表題曲「CHORD」にkimの温かい人間性を感じることが出来るのが嬉しい。バンドの知名度が上がっていることは間違いないので、今作をきっかけとして彼らの音楽が遠くまで届くことに期待したい。
バリトン・ギターとトランペットを扱うヴォーカリストKimと、ドラムスとコーラスのmidi*による男女2人ユニット、UHNELLYS。今作で改めてKimの刻む言葉の威力におののいた。「体温」は、実話を基に、ある夫婦の最後の1日を綴った衝撃のリリック。夫の心情で描かれる生々しいストーリー・テリングは、ヘヴィなパンチを鳩尾にくらうように体内へ打ち込まれる。「SCREAMER」はメンバーが10代に多大な影響を受けたグランジへのオマージュ。midi*のダイナミックで焦燥的なドラムが緊張感をより際立てている。2人の楽器の音色が巧妙にループして交錯する「DOMINO」はスリリングでありながらも、2人のコーラスがキャッチー。新曲3曲とリミックス2曲、全曲に心地良い違和感があり、翻弄される。
ジャケットの5色のコードは人種・怒りや恐れを表していて 絡まったコードが同じ方向に向かって行けばいいな、という想いを込めているんです
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