PASSION PITに続けとNEON GOLDから飛び出したニュー・カマー、YES GIANTESSがSONIC STAGEの3番手で登場。まだまだデビューしたばかりの影響だろうか、オーディエンスの入りはちょっと寂しかったものの、そんな状況お構いなしにアグレッシヴなパフォーマンスを披露してくれた。80’s風エレ・ポップのノリが持ち味だが、そのノスタルジー漂う魅力で空間を大いに盛り上げる！ここはディスコ？いや、大学のダンス・パーティ？なんてアメリカ青春映画のワンシーンを想像しちゃう軽やかさがあり、とにかく楽しい！アゲるツボを押さえたカラフルなメロディは特筆すべきだが、そこはMichael JacksonやMariah Careyから影響を受けたという、彼らの大衆的な感覚を遊び心で咀嚼した結果だろう。

フロントマン、Jan Rosenfeldも終始オーディエンスを煽った奮闘ぶりも手伝い、初来日のステージは確かな印象を残し終了。この手のアーティストは今後どれだけ世界観を拡げられるかが課題だが、YES GIANTESSはこのまま突っ走ってもらいたい。だってこの楽しさはクセになるから！