
LIVE REPORT
Overseas
GOLDEN SILVERS

2009.03.14 @新木場STUDIO COAST
Writer 佐々木健治
ロンドン出身、ギターレスの3ピースBAND、GOLDEN SILVERS。GOLDEN SILVERSのLIVEが始まる頃には、ほぼフロアが埋め尽くされ、まだ日本デビュー前ながら、注目度と期待の高さを窺わせる。
と分かったような書き出しをしてみましたが、僕も、個人的にGOLDEN SILVERSを最も楽しみにしていた一人です。はい。

アルバムからの先行シングルとなる予定の「True Romance (True No.9 Blues)」からLIVEはスタート。艶かしいGROOVEがディスコ・クラシックのような快楽性をもたらす2009年のアンセム候補だと思っているナンバーですが、緊張からか何なのか、演奏が硬く、あまり乗れず。LIVEでも映える曲なのは間違いないけれど、ちょっと今回は残念な出来。そこから、ジワジワと効いてくるDEEPなFUNKナンバー「Shake」。序盤はじっくりとタメを作っておいてのブレイクのコーラスから、一気に熱が出始める。これはメチャクチャかっこいい。そして、そこから、シングルとして発表されているソウルフルなPOPナンバー「Magic Touch」。音源よりもロックな演奏で、ここで完全にフロアを虜にしてしまった。
GOLDEN SILVERSの真骨頂とも言える、息の合ったコーラスが生み出すハーモニーは、LIVEでもやはり、極上。
ソウルやディスコをPOPに昇華したナンバーから、「Please Venus」のようなバラードまで、様々なエッセンスを取り入れた楽曲それぞれに、心地よいハーモニーが彩りを与え、終始、穏やかなGROOVEがフロアを包みこんでいた。前日に行われたアコースティックセットでのLIVEに行けなかったことが悔やまれてしかたない。 今春発売予定のアルバムが何とも楽しみである。
- 1
LIVE INFO
- 2025.02.21
- 2025.02.22
- 2025.02.23
- 2025.02.24
- 2025.02.25
- 2025.02.26
- 2025.02.27
- 2025.02.28
- 2025.03.01
RELEASE INFO
- 2025.02.26
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.05
- 2025.03.12
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.02
- 2025.04.09
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.23
- 2025.04.25
- 2025.04.26
- 2025.05.14
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号