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INTERVIEW

Japanese

GLASGOW

2024年04月号掲載

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Member:アラタニ(Vo/Gt) 藤本 栄太(Gt)

4月24日にフル・アルバム『NOW I SAY』を発売し、VAPよりメジャー・デビューを果たす、東京を拠点とする2人組ロック・バンド GLASGOW。バンドの今を表明する全13曲を収録した本作について、過去最大キャパとなる渋谷WWW公演を含むリリース・ツアー[GLASGOW pre."NOW I SAAAAAAY TOUR"]も開催する彼らに、メール・インタビューで訊いた。

-今回Skream!インタビュー初登場ということで、おひとりずつ自己紹介をお願いします。

アラタニ:ギター/ヴォーカルのアラタニです。

藤本:ギターの藤本です。

-バンド結成までの経緯をうかがえますでしょうか。

藤本:もともと地元の友達です。カラオケでアラタニの声が良かったので僕が誘いました。

アラタニ:ふたりともバンドが好きで一緒にライヴとか観に行ったり、気に入った音楽を勧め合ったりしてたのでお互いのことはよく知っていたかと。なので、藤本に"バンドやらないか?"って誘われたときも特に難しく考えず、"じゃ、俺らもやってみるか"くらいの感じですんなり始まりました(笑)。

-バンド名"GLASGOW"の由来を教えてください。

藤本:スコットランドにある街の名前です。いいバンドが多い街なので、いいバンドになりたくて付けました。

-それぞれのルーツとなるアーティスト、よく聴いていた音楽など教えてください。

藤本:スピッツ、THE 1975、ART-SCHOOL、the pillows、ALVVAYS......など。ポップだけどオルタナティヴな側面が垣間見えるバンドが好きです。

アラタニ:Mr.Children、the pillows、FoZZtone......など。ですが、メロディがいいと思ったらジャンルこだわらずに聴くので、わりと雑食タイプかなと思います。

-メジャー1stフル・アルバム『NOW I SAY』の完成おめでとうございます。今の心境を教えてください。

アラタニ:後悔のない作品を作れて今はとにかくほっとしています。僕らにとって初めてのフル・アルバムなので単曲ではなく、"アルバム1枚"として評価してほしい気持ちが強いです。ぜひ1曲目から通して最後まで聴いてほしいです。

藤本:兎にも角にも多くの人に聴いてもらいたいです。我々を知らない人に届き得るポップさを内包した一方で、昔からのファンにも変わらず聴いてもらえる自信があります。

-今作の中でも特に思い入れのある楽曲があれば教えてください。

アラタニ:今作はどの曲も思い入れがあって"全曲です!"が正直な気持ちなのですが、個人的に完成して特に嬉しかったのは、「SEABISCUIT」と「ながいおわかれ」です。あと、今作はリスナーさんにとってそれぞれの"推し曲"みたいなものがいつもよりバラバラになるんじゃないかと思っていて、僕ら以外のみなさんの反応がいつも以上に楽しみです。

藤本:リード・トラックの「それでも息を」です。歌詞もメロディも歌もですが、何より楽器隊のアレンジと音が最高なので、多くのミュージック・ラヴァーに愛される曲だと思っています。

-今作に収録されている楽曲のうち5曲がMVも公開されていて(※インタビュー実施時)、どれも違った世界観が堪能できますが、特にお気に入りのMVや見どころなど教えてください。

藤本:「SEABISCUIT」です。演奏シーンがメインのMVが好きなんですけど、一方で演奏シーンのみで飽きずに観てられるMVって少ないと思っていて。演奏シーンだけなのに引き込まれる、好きなMVです。

アラタニ:「or.or.」です。映像の質感がとても好きです。楽曲の強みや良さをすごく丁寧に伝えてくれている気がして、観ていない人はぜひ1回観てほしいです。