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INTERVIEW

Japanese

NANIMONO

 

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"アイデンティティーを確立するためアイドルになった6人組グループ"、NANIMONO。メンバー全員が高い顔面偏差値でありながら、中身はインキャだという個性的な新鋭アイドルだ。今回はSkream!初登場の彼女たちに、グループについて、そして結成から1年あまりでリリースするメジャー1stフル・アルバム『むりなんだがw』について、メール・インタビューで迫った。まだ"何者"でもない"NANIMONO"が、これからどんなストーリーを紡いでいくのか。ぜひ注目していただきたい。

Members:ひなたゆま 柊真ミフユ 眠岸ぷりん 47774 遊乃ヲユタ 紫苑りんか
Producer:こゆびちゃん
Interviewer:宮﨑 大樹

-Skream!初登場ですので、NANIMONOがどんなグループなのか紹介をお願いします。

ゆま:私たちのコンセプトは"未だ何者でもない女の子たちが何者かになる物語"なんですけど、まだ何者でもない私たち6人がアイドル界でアイデンティティを確立して、いつか何者かになるまでのストーリーを見ていてねっていうグループです!

ヲユタ:どのグループよりも、メンバー全員ガチのインキャっていうアイデンティティだけは確立してるよね(笑)!

りんか:インキャだったり、自己肯定感低かったり、バブちゃんの集まりだったり......アイドルっぽくないところが逆にNANIMONOの良さなのかなって思います! インキャの味方~!

ぷりん:私がNANIMONOに入る決断をしたのは楽曲が決め手だったんですけど、TikTokやYouTubeに上がっている明るめの曲以外にも、聴けば聴くほど心に刺さる曲ばかりです! 楽曲の幅がかなり広めかも!

-続いて、ひとりずつ自己紹介をお願いします。

ぷりん:せ~のでぷっちん! ぷりん~! 黄色担当の眠岸ぷりんです! 牛タンとプリンとビールがだ~いすき! 身長が147cmから伸びません~(泣)。

ゆま:猫なの? 犬なの? ゆまなのだ~! オレンジ担当のひなたゆまです! 青森県出身で、自分ではわからないんですけど、めっちゃ訛ってるって言われます! これもあまり向いている自信はないんですけど、実はリーダーです(笑)! 私はYouTuberとしても活動していて、ライヴでは煽りやMCをすることが多いです!

ミフユ:青色狼~! ミフユ~!......これ自分で言うの恥ずかしくない(笑)!? 青色担当、柊真ミフユです。よろしくお願いします。読書と純喫茶とお洋服が好きです。NANIMONOでは唯一、まったく活動経験がないのが私だけですね。インタビューもまだ慣れません......。お手柔らかにお願いします。

774:逆から読んでも47774! ブラック/ピンク担当の47774です。"しーなななし"と読みます。私はインキャ集団のNANIMONOの中でも圧倒的なインキャ担当だと思います。ネットとゲームの世界から現実世界へ出てくるのは毎回恐怖です......。でも、同じようなインキャの誰かの味方になりたくてアイドルになりました!

りんか:職業ギャルのりんか様! 紫色担当の紫苑りんかです。私はギャルって自称してるから陽キャに見られがちなんですけど、"職業"ギャルなのでギャルを演じることでインキャを隠してるんです(笑)! りんかにとっての戦闘服はジャージじゃなくてギャルなの~!

ヲユタ:カリスマクソガキ~! ヲ~ユタ! 白色担当の遊乃ヲユタです。NANIMONOのセンターです! をゆは、最年少で、NANIMONOの中では一番ガキみたいなところある。歌が好きで、死んだときにたくさんの人に悲しまれたくてアイドルになりました!

-シーンにアイドル・グループが数多く存在するなかで、NANIMONOならではの魅力はどんなところにあると感じていますか?

ヲユタ:やっぱりインキャなところじゃない!? をゆ対バンとか他のアイドルさん見てるとNANIMONOってやっぱりインキャだって思うもん!

りんか:たしかに~! うちらだけ隅で固まって小さくなってるよね(笑)! 曲もインキャ推しだし、そこが親近感湧いたり、共感できるポイントなのかなって思う!

774:私もインキャだからわかるんですけど、歌詞の共感レベルがえぐいんですよね。うわ~自分のための曲だ~ってなります(笑)!

ゆま:あとこれはさ、毎日一緒にいるゆまですら思うんだけどさ、メンバーみんな顔面がかわいすぎる! NANIMONO、顔面偏差値バグってない? なのにみんな自分コンプレックス強くてインキャっていう......(笑)。メンバー全員めっちゃ仲いいから箱推しのお客さん多いよね! 平和主義のメンバーの集まりだからか、現場の治安がいいって言っていただけることも多いです!

-メジャー1stフル・アルバム『むりなんだがw』がリリースされました。まずは本作の完成、リリースを迎えての今の気持ちはいかがですか?

ゆま:嬉しい!!!! だって全国に私たちの声が並ぶんだよ?

ヲユタ:をゆさ、昨日アルバムの曲全曲聴き返したの。そしたらこの1年思い出してちょっと泣きそうになった!

-結成から1年あまりでメジャー・デビューを迎えるということに、どんなことを感じていますか?

774:もう1年って実感もまだないくらい、時間の流れが早くてついていくのに精一杯なんですけど、1年でメジャーって本当に奇跡だなって思っていて、自分のことじゃないみたいです。

ミフユ:私は1年前まで本当に一般人だったので、タワレコ(TOWER RECORDS)にCDを買いに行く側だったし、不思議な気持ちです。発表からずっとワクワクしていました。

ぷりん:アイドルやろうって1年前に決意して本当に良かったなって思ってます! 私たちの活動が誰かの支えになるように、もっともっとNANIMONOを広めていきたいです!

-アルバムを聴かせていただきましたが、ジャンルが多岐にわたりながらNANIMONOの作品としてまとまり、"NANIMONOらしさ"のようなものを感じました。全曲の歌詞を手掛けているプロデューサーの"こゆびちゃん"の存在が大きいのではないかと思いますが、楽曲面における"NANIMONOらしさ"とはどんなところにあると思いますか?

774:私は以前からこゆびちゃんの作る楽曲が好きで、こゆびちゃんが作るグループならアイドルをやりたいと思って加入しました。サウンド面でもエレクトロやEDMが好きなのですが、特に歌詞が共感できる歌詞ばかりで、私のようなインキャや社不に刺さると思うので、このグループならたくさんの人を救えるんじゃないかっていう確信がありました。

りんか:振りコピとかクラップとかライヴでお客さんが一緒に楽しめる楽曲ばかりなので、アイドル現場やライヴが初めての人でも楽しめるのがNANIMONOだと思う! りんかももともとこゆびちゃんの歌詞が好きなんですけど、メンバーのことすごい理解してるな~って思います!

ヲユタ:こゆびちゃん自身がインキャだから、そこに集まるメンバーもインキャなんじゃない(笑)?