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INTERVIEW

Japanese

POPPiNG EMO

2023年05月号掲載

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Member:ナーナ・ポップ エモーショナ・ル・ルカ 193R サヤカロス

Interviewer:宮﨑 大樹

-ちなみに資料には"「演劇を見ているよう」な表現力の高さ"とありますけど、レコーディングやライヴをするときは、自分として歌っているのか、歌詞の登場人物を演じて歌っているのかだと、どちらに近いですか?

ナーナ:歌詞は自分たちのことを書いてくれているものもあれば、世界観が違うものもあるので、曲によってですね。

ルカ:個人的には、自分自身の歌い方で歌ったことは最初の数曲しかないかもしれないです。それ以降は貰ったフレーズに合わせていますね。最初の頃に録った曲と比べると、みんな声が全然違うんですよ。活動スピードがすごく速いし、落語をやったり舞台をやったり、しっちゃかめっちゃかなので、普通のグループで過ごす3年間よりも、ポピエモで過ごす3年間は成長や幅がすごく広がるんじゃないかなと思います。

-活動期間からしたら楽曲やMVの数が多いですし、密度が濃いのでしょうね。ファンを飽きさせないというのもグループの良さのひとつに思えます。ライヴ活動としては、ワンマンの規模感が順調に推移していると感じたんですよ。どういうところでこの結果に繋がっているんだと思いますか?

ルカ:縁じゃない? 他のグループの運営さんが気に入ってくれるとか。

ナーナ:たしかに。他のアイドルさんとかスタッフさんから良く言ってもらえることが多くて。その縁でどんどん広がって、去年だと"TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL 2022)"と"@JAM(@JAM EXPO 2022)"に初めて出演させていただいたりしましたし、チャンスをいただくことも多いです。ファンのみなさんもその縁でどんどん広がっていて、仲良くしているアイドルさんのファンのみなさんが一緒に盛り上がってくれるんです。応援してくれているグループさんとかはワンマンの日を被らないようにしてくれたりして、ありがたい。なので周りのみなさんとの縁ですね。あと、4人体制になってからは女の子のお客さんが増えました。カッコいい3人が入ったので。

-あぁ、女性からモテそうなタイプが多いですもんね。

ナーナ:私はモテないんですけど(笑)。

ルカ:でもシニア層からモテるよね(笑)。子供番組をやっていた影響もあって、下だとバブバブな子も来るんですよ。子供からシニアな方まで幅広い。

-アイドル・フェスの話が出ましたけど、フェスでのPOPPiNG EMOのライヴはどういう反応がありますか?

ルカ:いわゆるアイドルっぽい見た目の子がいないし、ロング・コートを着ているようなアイドルさんはあんまりいないので、新鮮に映っているんじゃないかなと思います。視覚的にも楽曲的にも、新鮮に映っていてほしい気持ちはありますね。好き嫌い関係なく、"なんか新しいやつが来たな"みたいなものがちょっとあれば、覚えていてもらえるのかなって。そこは変わらず強みにしていきたいですね。

-ライヴで言うと、6月13日にはKT Zepp Yokohamaにて[POPPiNG EMO 9th ワンマンライブ "ZEPPiNG EMO"]が開催されますね。このインタビューでみなさんのことを知った人に、自分たちのライヴの魅力を伝えるとしたらどんな言葉が出てきますか?

ナーナ:ひとりひとりが粒立っていて、どのメンバーも魅力的なので、観てもらえれば絶対にカッコいいと言わせる自信があります。観てもらえばわかります!

サヤカ:観てもらうための言葉なのに(笑)。

ナーナ:あとワンマン・ライヴは、なんと衣装も新しくなるみたいです!

サヤカ&ルカ&193R:知らなかった(笑)。

ナーナ:お洒落だな~! ってなると思いますし、新曲も初披露があります。

ルカ:全然違う世界観だよね。今までにまったくない感じ。

ナーナ:めっちゃカッコ良くなっているので、本当に来てほしい。

-ちなみに、1,000円のお試しチケットが出るんですよね。気になった人でも行きやすい。

ナーナ:そうなんです。1,000円!

サヤカ:こういうの初めてですよね? ちょっと気になっているとか、そういえば対バンで被ったなぁとか、仲のいいライヴ友達が行くから行ってみようかなとか、そういう人たちに買って観に来てもらいたいです。

-そういったPOPPiNG EMOが気になった人に、まずは聴いてほしい曲はありますか?

ルカ:「喝采」(2022年配信リリースの楽曲)、「DAYS」(2021年配信リリースの楽曲)とかかな。

ナーナ:一番盛り上がるのは「喝采」という曲で、みんなでオイオイできて盛り上がれます。YouTubeにもたくさん動画があるので、それを観ていただけたらカッコいいと思ってもらえると思いますね。「DAYS」はバラードなんですけど、ガンガン盛り上げたあとにバラードが入ることで表現の幅を見せられる曲なので、それも自信があります。あと、不動の人気曲に「覚醒サテライト」(2020年リリースのベスト・アルバム『Legend of EMO』収録)がありますね。ワンマン・ライヴでやるかどうかはわからないので、どんな曲が選ばれるか楽しみです。

-改めて、初のZeppワンマンをどんなライヴにしたいですか?

ナーナ:ワンマン・ライヴだと、ワンマンならではの演出が毎回加わるんです。今回はどうなるかわからないですけど、前だとお芝居が入る部分もあったりして、毎回すごくエンタメ性があるワンマン・ライヴになっています。そういうグループってそんなに多いとは思わないので、POPPiNG EMOにしかできない、圧倒させるようなエンタメを見せたいですね。

-Zeppを目標にするグループってたくさんあるじゃないですか。POPPiNG EMOとしてはそんな場所でのワンマンを達成するわけですけど、その先でみなさんの目指している場所とか、ポジションはありますか?

ルカ:個人的には、POPPiNG EMOって例えば"日本武道館に立つために頑張ります"とか、そういうグループではないと思っていて。それぞれにそれぞれの強みがあって、その方向がみんなバラバラなんです。それを逆手にとって、タレント業に行く子だったり、舞台女優になる子だったり、ダンサーとしていろんなとこに振付を提供する子だったり、それぞれが活動していくなかで、いろんな界隈からお客さんを持って帰ってこられるようなグループになりたいというのが明確なヴィジョンなのかなと思います。

-なるほど。

ルカ:そういう意味では"Zeppもまだ通過点でしかないよ"というスタンスで行けたら一番ポピエモらしいし、カッコいい。私たちもあまり気負わずというか、今までやってきたことをこのタイミングでの集大成としてお見せするだけで、その次は次のステップでという感じがいいのかなとは思いますね。昨年の夏に200組以上のアーティストの中で1位を取って、松隈ケンタさんから楽曲提供いただいたり("チャレンジオーディションGO!GO!GO! 2022")とか、確実にステップアップしていると思うので、あくまでZeppもポピエモのそれぞれの華々しい未来への通過点と言いたいです。本当は"ヤバい、Zeppだ......"と思っているんですけど(笑)、表向きには"まぁ、Zeppでやっとく?"みたいな空気でいられたらいいなと。

一同:(※拍手)

ルカ:みんなも通じ合ってた?

ナーナ:私はテレビに出たい(笑)。本当に曲が素敵なので、主題歌、CMソングにお願いします! って感じです。

LIVE INFORMATION
[POPPiNG EMO 9th ワンマンライブ
"ZEPPiNG EMO"]

6月13日(火)KT Zepp Yokohama
OPEN 16:30 / START 18:30
前売 ¥4,000/当日 ¥4,500(+1D)
お試しチケット ¥1,000
詳細はこちら