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INTERVIEW

Japanese

GANG PARADE

2019年01月号掲載

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Member:カミヤサキ ヤママチミキ ユメノユア キャン・GP・マイカ ココ・パーティン・ココ テラシマユウカ ユイ・ガ・ドクソン 月ノウサギ ハルナ・バッ・チーン

Interviewer:宮﨑 大樹

-ライヴの披露を楽しみにしてます(笑)。「夜暗い夢」は、まず読み方から確認したいんですけど......"ヨルクライユメ"で合ってます?

一同:あー(笑)。

ココ:違います(笑)。これなんて読むか考えてほしいです。どう思います? ヒントは"春夏秋冬"です。

一同:チッチッチッチッ......。

ミキ:焦るやつ(笑)。

-あ、"ヨルクライム"ですか?

一同:おぁー(※拍手)。

ココ:これすごいですよね。読み方を聞いたときに今みたいな反応になりました。

-ホッとしました(笑)。この曲でまず目を引くのは作曲がハルナさんということです。どういう経緯で生まれた曲なんですか?

ハルナ:SCRAMBLES(※松隈ケンタらによる音楽制作プロダクション)さんから送られてきた曲の中から自分でメロディをつけるという課題があって、それで採用されました。

サキ:メンバーもみんな(作曲に)参加していました。SCRAMBLESの生徒さんとかチームの方も含めると、90曲とかすごい量になっていたんですけど、その中からハルナの曲が選ばれた感じです。

-曲の幅が広いギャンパレですが、和の曲って意外となかったですよね。

ココ:たしかに!

ユウカ:あ、このアルバムは3ヶ国ある。「Jealousy Marionnette」がロシアっぽい曲なので、ロシアと韓国(「HERETIC」)と日本(「夜暗い夢」)で3ヶ国。

月ノ:どんどん進出してる。

-作詞はユアさん×ハルナさんの共作です。"~ありんす"など花魁詞が印象的な大人っぽい歌詞に仕上がってます。

ハルナ:昔の花魁は地方から都に出てくる人が多かったらしいんですけど、地元がばれないように花魁だけの方言を作ったらしいんです。それが"ありんす"っていうらしいんですよ。

ドクソン:"ありんす"の豆知識な(笑)。これ絶対ハルナが言いたいやつなんです。

ハルナ:花魁が曲に合う気がしました。

"赤ちゃんスーパーマン(※ハルナの形容)"からすごい大人っぽい言葉が生まれましたよね。ハルナさんからこういう歌詞が出てくるのが意外だったんですけど、みなさんはどう感じました?

サキ:妄想力が豊かな赤ちゃん。(花魁に)興味があるの?

ハルナ:ないです(笑)。

月ノ:度肝を抜かれましたね。"春夏秋冬 四季織々"っていうフレーズを作れるのがすごいなって思いました。

ユウカ:この曲が頭から離れなくて、歌っていたらハルナが恥ずかしがるんですよ。"いやぁー"って(笑)。

ハルナ:みんなが歌ってると恥ずかしいです。

-これから大勢の前で歌うわけですからね。

ハルナ:それはもう......"MAX恥ずかしい"です。

一同:(笑)

ココ:でも、これを聴いて"自分はなんて凡人なんだ"って――

ユア:わかる!

ココ:思ったよね。語りから入るっていう発想がなさすぎて。音も入ってなかったよね? そこにテンポ良く語りとラップとメロディを入れられるなんて......本当に自分はつまらない女だと。

ドクソン:"天才ってホンマにいるんやなぁ"って。

サキ:普段ハルナと接しているからこそ、"ハルナのイメージしているものが出たな"って気がしました。(ハルナが作曲した)もう1曲も気に入ってもらえてたよね。"さらさらヘアー"みたいな。

ハルナ:お風呂で髪の毛が抜けるじゃないですか。それが詰まって私がいつも掃除する歌です。

月ノ:日常からインスピレーションを感じられるのがすごいよね。そんなの考えて生きられないもん。