Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

Skream! 公式X Skream! 公式YouTube Skream! 公式アプリ

INTERVIEW

Japanese

GANG PARADE

2018年09月号掲載

いいね!

Member:カミヤサキ ヤママチミキ ユメノユア キャン・GP・マイカ ココ・パーティン・ココ テラシマユウカ ユイ・ガ・ドクソン 月ノウサギ ハルナ・バッ・チーン

Interviewer:宮﨑 大樹

-そんなハルナさんはみなさんから見ていかがですか?

月ノ:ハルナの煽りがかっこ良くて。私たちも(「Plastic 2 Mercy」の)4回目くらいでヘトヘトになっていたんですけど、ハルナの煽りで"やらなきゃ"って思いました。

サキ:"まだまだ足りてねぇだろー!"みたいな。言い回しがかっこ良かった。

ハルナ:そうなんです。本番でできて良かったです。

サキ:お客さんも"オー!"って言ってくれたしね。

-いい煽りだったと思います。"TIF"だとSAiNT SEX(サキ、ユア、ミキ、BiSHのアイナ・ジ・エンドとアユニ・D、BiSのゴ・ジーラとアヤ・エイトプリンスからなるユニット)、HOLY SHiTS(マイカ、BiSHのセントチヒロ・チッチ、BiSのペリ・ウブ、ムロパナコ、トリアエズ・ハナ、EMPiREのMAHO EMPiREからなるユニット)のライヴもありましたよね。

サキ:SAiNT SEXは今回でライヴだと3、4回目くらいになるんですけど、ここにきてやっとグループらしくなってきたというか、グループの垣根を越え出したというところで次があるのかないのかわからなくて......一応1回解散してるんで、もう出演することはないと思ってました。

ユア:奇跡の復活だった。

サキ:せっかくそうなったときに終わっちゃったんで、ライヴ終わったあともね?

ユア:別れを惜しんでたよね。

ミキ:やっとグループらしくなってきたけど、"もう1回できるかな?"みたいな感じにはなっていて。

-HOLY SHiTSではマイカさんが参加していましたが。

マイカ:今回初披露だったんですけど、当日はライヴやって、特典会やって、ってバタバタでした。HOLY SHiTSはSAiNT SEXと比べて新人メンバーが多かったし、プラスいろんなグループで集まってやるっていうのも初めてだったんで......グループによっていろいろ勝手が違うんですよ、ステージの人と人との間隔とかが違って。そういうのがあって、グループに長年一緒にいるってすごいなって思いました。ギャンパレだったら言わなくてもステージ上の感覚でうまくいくんですけど、そういうのがないんですよね。

ココ:かっこいい。ギャンパレかっこいい。

月ノ:自画自賛(笑)。

マイカ:固定されたグループって素晴らしいなとしみじみ思いました。でも楽しかったです。ほかのグループから貰う刺激も多かったので、もう1回やりたいですね。

-ドクソンさんもソロでのパフォーマンスがありましたよね。

ドクソン:私もリリースイベントが終わって、もうやる機会がないかなと思っていて。奇跡の復活だったんです。

ココ:しかも超満員のZepp DiverCityでひとりで(笑)。

ドクソン:今回は大きなステージで、且つWACKのスペシャル・ステージ。たぶんSAiNT SEX、HOLY SHiTS、アイナちゃん(アイナ・ジ・エンド)と松隈(ケンタ/サウンド・プロデューサー)さん、それぞれをすごい楽しみにしているお客さんでいっぱいだろうなと思っていて。そのなかで自分はどうやって楽しませようかなと。私のときにお客さんの気持ちを、ほかの次の楽しみからちょっとでも逸らせることができるかなと思って考えたところ、花を出す手品を思いつきまして。

-花を。

ドクソン:そうなんですよ。特別なステージだったので、スペシャルなイリュージョンを用意しました。

-ざわつきましたよね、会場が。

ドクソン:本当ですか? 良かったです。

ミキ:あの日一番の盛り上がりだったよ(笑)。

ユア:あの瞬間が一番笑った。

ドクソン:あの花はAmazonで購入したんですけど、画像で見ていた感じより思いのほかミニ・サイズで......。

一同:(笑)

サキ:それが良かった。

ココ:あのシュールさが良かったよね。

ドクソン:テレビでよく観る、でっかいステッキが"シュッ"って出てくるのを想像していたら、植木鉢みたいなものに立たせる感じのミニ・サイズで驚いたんですけど。

-それが逆に良かったですよね。

ドクソン:それはそれで、まぁ楽しかったのなら良かったなと。

-メンバーのみなさんもステージの上の階で観てましたね。

ユウカ:もう大爆笑でした。

ドクソン:みんな観てくれていて、BiSのムロパナコとかも喜んでいたらしくて嬉しかったですね。みんなが楽しかったって言ってくれて。

ココ:あの状況であれだけ沸かせることができるのはすごいなって。前にソロ・ライヴをやったとき(2018年6月10日に渋谷TSUTAYA O-WESTにて開催された"Like a virgin")はバック・ダンサーがいたんですけど、今回はひとりで大丈夫かなって思っていたら......さすがだな。

-ソロでやって鍛えられました?

ドクソン:エンターテイメントの脳の筋肉は鍛えられました。楽しんでもらうことを考える感覚は大事にしていきたいですね。