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INTERVIEW

Japanese

GIRLFRIEND

2018年03月号掲載

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Member:SAKIKA(Vo/Gt) NAGISA(Gt) MINA(Ba) MIREI(Dr)

Interviewer:秦 理絵

この先何があるかわからないけど、この4人とならやっていける気がする


-もともとスクールの知り合いで、それぞれに違う場所を志してた4人だったけど、いまはバンドとして同じものに向かってる。この関係性ってどんなふうに思います?

MIREI:なんだろう? 家族より一緒にいますからね。

NAGISA:運命共同体!

一同:あ~!

NAGISA:この先何があるかわからないけど、この4人とならやっていける気がします。

SAKIKA:うん。"私、この4人で良かった"って思う瞬間がめっちゃ多いんです。

-どういうときに思います?

SAKIKA:えっと......(※メンバーに対して)熱くなってごめんな。何かきっかけがあるわけじゃないんですけど、"この4人だったら売れるわ!"みたいな確信があるんですよ。

MIREI:それ、たまに言うんです(笑)。私とSAKIKAが同じ部屋なんですけど、帰ってきたと思ったら、いきなり"いや、売れると思うねん!"って。

一同:あはははは!

MIREI:びっくりして、"え、どういうこと? 誰が?"って聞いたら、"GIRLFRIENDはめっちゃ売れると思うねん"って自信ありげに言うから、"そうやな"って(笑)。

SAKIKA:いや(笑)、ずっと思ってるわけやなくて、もっとやらないかんことはあるなと思うんですけど。ふとした瞬間に、自分たちが思い描いてるものを全部ちゃんとかたちにできたら、絶対にいけると思うんですよ。

-わかります。ただ"売れるんだ"って言うだけじゃなくて、そのために、いまはいろいろな音楽を吸収したり、楽器のスキルを上げたりしてるわけですしね。

SAKIKA:そうなんです。本当に必死にやってますね。

-次はNAGISAさんが作曲した「聞いてほしいこと」について聞かせてください。卒業をテーマにしたバラードですね。

NAGISA:私が作曲をさせてもらったんですけど、最終的にはSAKIKAが歌詞と合わせて整えてくれました。私は切ない気持ちになったり、情景が浮かんだり、泣けるような曲が好きなんですよね。それで、こういうバラードになって。みんなが構成とかサビの聴かせ方とかを、ほんまに夜遅くまで話し合ってくれて作り上げました。

SAKIKA:この曲の歌詞は、今私は高校3年生で、もうすぐ卒業なんですけど、やっぱり私も反抗期とかがあったりして、お母さんとお父さんに迷惑をかけたので。"ごめんね"っていう気持ちと、"ありがとう"っていうのを伝えたいなと思い書きました。あとはメンバーからも"どんなことを言いたい?"ってエピソードをかき集めて、歌詞にしていきました。

-それで、歌詞の内容も具体的なんですね。"積もった洗濯 汚れたフライパン"、"頼りすぎてたって感じるよ"とか。

SAKIKA:そこは、やっぱり私たちは大阪から上京してるっていうのがあるので、お母さんたちから離れて暮らすことで感じることがいっぱいあって......。

NAGISA:(涙)

-NAGISAさんが泣いちゃってる。

NAGISA:すみません......。

-大丈夫ですよ。それぐらい本当にリアルな気持ちが楽曲になってるんですね。

SAKIKA:この曲の"ありがとう"っていう気持ちが素直に届けばと思ってます。

-では、最後に今後、GIRLFRIENDはどんなバンドになっていきたいですか? さっきは大阪城ホールっていう場所も出てきましたけど。

SAKIKA:日本一のガールズ・バンドになりたいです。ガールズ・バンドの枠を超えて、いろいろな人に親しんでもらいたいし、同世代の子たちに共感してもらえるような、"同性代の代弁者"になれたらいいなと思ってます。年上の方やったら、息子世代、娘世代はこういうことを思ってるんやっていうのを知ってもらうきっかけになるかもしれないですし。私たちだからこそ伝えられるリアルをどんどん発信していきたいです。