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INTERVIEW

Japanese

ゴードマウンテン

2016年04月号掲載

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Member:あっきゅん(Gt/Vo) やっすー(Gt/Cho) たか(Ba/Cho) でーもんほった(Dr)

Interviewer:蜂須賀 ちなみ

大阪、瓢箪山発の4ピース・ロック・バンド、ゴードマウンテンが初の全国流通盤『ENISHI』をリリースする。光からも影からも目をそらさないサウンドが特徴的な彼ら。メンバー全員が21歳とまだ若いが、今でしか表せない絶妙な青さを、異なる温度の全5曲に落とし込んだ。このたびSkream!ではメンバー4人にメール・インタビューを敢行。優しくも確かな強さを持つ本作が生まれた経緯を探ることを試みた。

-まず、みなさんが楽器を始めたキッカケをそれぞれ教えてください。

あっきゅん:知人がTHE YELLOW MONKEYのコピー・バンドをやっていて、その影響でギターを始めました。

やっすー:中学生のころあっきゅんに"一緒にバンドやろ!"って言われてギターを弾き始めました。当時はあまり触ってなかったんですが、ギターを弾く時間が増えたのは高校生のころからです。

たか:高校1年のとき軽音部に体験入部して、そのときはドラムかベースで悩んでいたのですが、ベースを弾いていた先輩が(自分と)同じ名前だったのでベースを選んで。それがキッカケになりましたね。

でーもんほった:もともとバンドにドラマーがいなくて、それで僕がドラムをやることになりました。

-みなさんが音楽とどういう関わり方をしてきたのか、ということをうかがいたいのですが、音楽はみなさんにとって楽しさを与えてくれる存在でしたか? それとも、つらいときに寄り添ってくれたという方が大きいですか?

あっきゅん:音楽を中心に人生を送っていることを日々痛感しているので、今の自分を音楽が作ってくれたことは間違いないです。1番楽しいと思えるときはやはりライヴをやってる最中ですね。それ以外の音楽活動は苦しくてつらいですが、すべてそのライヴのために積み上げているものなので苦ではありません。

-バンド結成の経緯を教えてください。

あっきゅん:中学のときにギターをやっていたので、"バンドをやりたい"と思ってバンドの真似事のようなことをやっていました。本当にただバンドをやりたいという気持ちが今のバンド結成に繋がったと思います。

-ゴードマウンテンはどこか陰のあるサウンドが特徴的ですが、みなさんはそれぞれどのような音楽に影響を受けてきたのか教えてください。

あっきゅん:THE YELLOW MONKEY。

やっすー:中学生のころ一度疎遠になっていたギターですが、また弾きたいと思ったのはabingdon boys schoolの「STRENGTH.」(2009年リリースの5thシングル表題曲)という曲を聴いてからですね。高校生になってからはNICO Touches the Wallsに出会って、とても影響を受けました。今でも1番大好きなバンドです。

たか:マキシマム ザ ホルモン、THE BACK HORN。

でーもんほった:凛として時雨。

-現体制になってから、"Music Revolution"や"COMIN'KOBE"、"閃光ライオット"など、多数のオーディションにエントリーしていますが、やはりそういった行動の根本には"このメンバーならいける!"という確信があったのでしょうか?

あっきゅん:そもそも音楽を一緒にやれるような友達が少なかったので(笑)、必然的に現メンバーが最強だと思っています。"このメンバーならいける!"という確信はなかったのですが、オーディションを楽しめる自信はありました。

-そういったオーディション出場の機会を通して、バンドの中で意識が変わったことなどはありましたか?

あっきゅん:やはり楽曲のクオリティは意識するようになりました。オーディションを勝ち抜いている方たちはみなさん楽曲のセンスが飛び抜けて良くて、悔しく思うこともありました。

-2014年12月にバンド名を改名したそうですが、現在のバンド名の由来は何でしょうか。

あっきゅん:僕たちの地元の"瓢箪山"にちなんで、"ゴード(瓢箪)マウンテン(山)"と改名しました。

-昨年末には"COUNTDOWN JAPAN 15/16"に出演していますが、幕張メッセの大きなステージに立ったときの感想を訊かせてください。

あっきゅん:すごい。本当にそればかり思っていました。そして最高に気持ちよかったです。

-初の全国流通盤となる本作をリリースした現在の率直な心境を訊かせてください。

あっきゅん:全国でCDが売られることを親に自慢しました。親も嬉しそうで、僕も嬉しかったです。