Japanese
skillkills
2015年12月号掲載
Member:スグルスキル a.k.a.GuruConnect(Composer/Ba) リズムキルス(Dr) マナブスギル(Mic)
Interviewer:岡本 貴之
-なるほど、プロレスからのインスパイアされることは今後もありそうですね。今作の『DOPE THIS WAY』は今後のフル・アルバムへのステップという意味合いもありますか?
GuruConnect:決意表明的な1枚かなって感じですね。3人になってからの音源がなかったので、とりあえず4曲出そうという感じで。ビートの組み方も今までとちょっと変えたんですよ。タイトルはマナブが決めるんですけど、"DOPE THIS WAY"というちょうどいい決意表明的なタイトルになりましたね。
-決意表明、というのは自分たちの音楽はもっと多くの人に届くはずだという気持ちから来るんでしょうか。
マナブ:新しく3人体制になったんで、仕切り直してもっととことんみんなでグルーヴして行きたいなという気持ちが大きいですね。
GuruConnect:もとはブレてはないんですけど、今回のは聴きやすくなってるんじゃないかなと。でもビート自体は1番ドープに複雑になってるんです。でも乗りやすさはあるので。"とことんドープにやってやろう"と思って作ったら逆にキャッチーに聴こえるようなものができちゃったんで、自分の中では発明なんですよね。すげえ複雑なのに、なんかノリやすいという。それを編み出せたんで、今後はどうなるかわからないですけど、もっとドープにやろうかなって。好きなことをやるために頑張ろうと思います。
-Track.1「Neo Cyber Madness」(TVアニメ"ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン"12話エンディング曲)のMVショート・バージョンを拝見しましたけど(取材日:11月6日)、"これはいったいなんだ!?"と言うしかない面白い感じで。
リズム:ははははは!
GuruConnect:あれは結構大変でしたね。48時間休みなしで撮影がかかって。もともとB級映画とかアメリカのニセ忍者映画とかが好きで、作ってくれた"おくりバント"っていう会社の人もそういう映画のマニアで。"じゃあやってみようよ"っていう大人の悪ノリみたいな感じなんですけど、まあそのアニメ自体もふざけてるアニメなので(笑)。世界観もバッチリやし、"これアメリカン忍者いけるんじゃね?"みたいな。このインタビューが載るころにはもう流れていると思うんですけど、映画"ベスト・キッド"のミヤギさんの役でセーラー服を着ていないセーラー服おじさんが出ていて、こうする(※主人公が空手の訓練として洗車をさせられる有名なシーン)シーンをパロってるのもあるんですよ(笑)。
-セーラー服おじさんが空手の達人役を(笑)。
GuruConnect:またセーラー服おじさんが空手の先生っぽいんですよ、本当に(笑)。
マナブ:たしかに(笑)。
-主人公役はマナブさんがやってるんですか?
マナブ:はい、僕がレッスンを受けて(笑)。
GuruConnect:一応、これ(※"ベスト・キッド"クライマックスの鶴のポーズ)もやったんですよ、最後のシーンで。でも4分間の曲なのに、15分くらいのストーリーを撮ってるから(笑)入るかわからないです。"大丈夫なんこれ!?"ってくらい盛り込んでますから。
マナブ:カット多すぎだよね。
GuruConnect:俺は一度死んで、改造されてガンタンクみたいなキャタピラで出てきます。
一同:ははははは!
-やりたいことが多すぎて入りきらないという(笑)。今後はツアーの予定もありますよね。
GuruConnect:リリース・ツアーがあって、ファイナルは2016年1月28日(木)に新代田FEVERでフリー・ライヴをやろうと思っています。完全にノリでやるんですけどね(笑)。
リズム:タダやったら人来るやろ、みたいな感じで(笑)。
-今後もジャンルを問わず、いろんなアーティストと対バンをしてプロレスのごとく戦いを仕掛けて行くわけですね。
GuruConnect:そうですね。
リズム:それいいですね(笑)。
マナブ:大きいステージにしていきたいです。
GuruConnect:ヒールでも、ベビーフェイスでも。
マナブ:何でも来いって感じで。
-skillkillsはどっちですか?
GuruConnect:俺らはヒールじゃないすかね、だいたいアウェイなんで(笑)。一度ライヴに来てもらいたいです、CDよりも低音とかがものすごいんで。
マナブ:思いっきり世界観に飲みこまれに来て欲しいですね。
GuruConnect:とにかく、skillkillsは一度ライヴを観に来てくれたら面白いんじゃないかと思います。ぜひ来てください。
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