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INTERVIEW

Overseas

WALK THE MOON

2015年08月号掲載

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Member:Nicholas Petricca (Vo/Gt)

-このビデオに限らずWALK THE MOONのビデオは何かしら工夫が凝らしており、フェイス・ペイントも含め、あなたたちは音楽はもちろん視覚的なものも大事にしていることがうかがえますが、その理由は何ですか?

うん、ヴィジュアルも大事にしているよ。音楽って、人々の自己表現を励ますことができると思うから。日常の単調さから1歩踏み出して、インナーチャイルド(※自分の中に住む子供)を表現することができる。フェイス・ペイントは、それを証明してるんだ。たった3ドルのペイントだけど(笑)、とにかく楽しむためにやってるんだよ。「Anna Sun」(2012年リリースの1stアルバム『Walk The Moon』)のビデオで、"ネバーランド"や映画"ロストボーイ"からアイディアを取ってフェイス・ペイントをしたのが始まりだったんだ。

-最新シングルTrack.1「Different Colors」のビデオは今までとは違う趣旨で、ライヴ映像で今のバンドの躍進ぶりを如実に表していますが、あなたたちにとってライヴで1番大事にしていることは何ですか?

オーディエンスだね。僕たちのショーでは、オーディエンスが1番のエネルギー源になるんだ。彼らが素晴らしいエネルギーをくれるから、僕たちはそのエネルギーをリサイクルする感じで、彼らに返すんだよ。だから、すごく一体感がある。僕たちは観客の中に飛び込んでプレイしたりもするし、観客との間の垣根を取り払ってショーをやるバンドなんだ。観客と一緒にその体験を共有しているんだよ。それが1番楽しめるやり方だと僕たちは思ってるから。

-あなたたちは間もなく"SUMMER SONIC 2015"で初来日予定です。日本はもちろんアジア圏に来るのが初めてだそうですが、初来日ではどんなショーを見せてくれますか?

フェスティバルって、僕たちが1番くつろいでやれるショーだと思う。様々な人たちが集まって、そこで新しい音楽を発見しようとしてて。屋外にいるから日常生活から離れているしね。だから、僕たちにとって、フェスは居心地がいいんだ。どんなショーになるかな。みんなが僕たちの曲を知っていたとしても、ちょっとサプライズになる曲もやるつもりでいるよ。それから後ろの方で立って観ている人たちにも呼びかけて、彼らが安全に感じる領域から抜け出してダンスするように促しちゃうよ。僕たちは本当に本当に楽しみにしているんだ! 早く日本に行きたいよ!

-インタビューを開始する前に"コンニチワ"って言ってくれましたけど、ステージでも言ったらきっとすごく盛り上がりますよ。

それは良かった。日本に行く前に、もっと練習しておくね!

-日本であなたが個人的に楽しみにしていたりやりたいことがあれば教えてください。

最近読んだ日本についての記事に書いてあったんだけど、場所は覚えていないんだけど、狐の園があるんだ。観光地だと思うんだけど、何百もの狐がいるところなんだよ。僕は個人的に狐に夢中で、自分が狐だと思ってるぐらいなんだ(笑)。だから、狐の園にすごく行ってみたいんだよね。今回ライヴをやる両方の都市からは離れてると思うから今回は無理かもしれないけど、いつか行けるといいな。

-日本に関して、何か印象を持っていますか?

僕は日本のポップ・カルチャーが大好きなんだ。すごくカラフルで奇抜で派手なところとか。でも、日本の伝統的な文化も好きなんだよね。美しくて繊細な部分が素晴らしいと思う。先祖を敬ったり、礼儀を重んじるところもすごくクールだと思うよ。

-まだ行ったことがないのによく知ってますね!

本や映画で見ただけなんだけど、日本文化は大好きなんだ。

-あなたたちの初来日を楽しみにしている日本のファンにメッセージを。

WALK THE MOONを好きになってくれて、応援してくれて、本当にありがとう。日本でみんなに会うのを楽しみにしているよ。僕たちがどんなバンドなのか、君たちに早く見せたいよ! サンキュー。アリガト!