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INTERVIEW

Overseas

SKATERS

2014年03月号掲載

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Member:Michael Ian Cummings (Vo)

Interviewer:天野 史彬

-NYは音楽以外にも、ファッションや文学、絵画、映画など、アート活動が盛んな街ですし、歴史的に、音楽と様々なアートがクロスオーヴァーして先鋭的なカルチャーを作り上げてきた歴史もあります。あなたたちにとって、音楽以外で大きなインスピレーションになっているアートはありますか?あれば具体的に教えてください。

俺は映画が大好きだね。と言っても現実逃避的というか、気分転換として見ているけど。でも、友達が作ったものを見るのは好きだな。色んなインスピレーションを貰っていると思う。NYには才能に溢れたキッズがそこら中にいるからね。普通にバーで一緒に飲んでいる相手がすごくクリエイティヴなやつだったりするんだ。そういうやつらと交流することで、バンドでもちょっと変わったことをやってみようなんて小さなアイデアが浮かんできたりする。バンドというフォーマットの中で何か面白いことをやってみようと思うんだ。大変なことだけどね。

-一時期、NYと言えばANIMAL COLLECTIVEやGANG GANG DANCEといった、主にブルックリンを拠点とした実験的なアクトが輩出される場として認知されていましたが、あなたたちや、DROWNERS、LISSY TRULLIEといったアクトを見ていると、NYには脈々と続くクールなロックンロールの文化があるのだなと思わされます。今、NYであなたたちの周りにはどのような音楽シーンがありますか?

DROWNERSとは仲がいいよ。ヴォーカルのMatt (Matthew Hitt)は一時期俺たちのところでギターを弾いてくれていたしね。ただ、NYはとても分裂した場所だから、みんなと仲良くしたいと思っているバンドがいる一方、誰とも仲良くしたくないと思っているバンドも結構いるんだよね(笑)。とても競争の激しいところだからね。だから知り合いもたくさんいるし、対バンするやつらも結構いるけど、例えばウィリアムズバーグ(ブルックリンの一地区)のやつらとは全く縁がなかったりするんだ。行動範囲も違うしね。同じコミュニティのやつらとは仲がいいし、一緒にライヴをやることもあるけど、みんなそれぞれゴールが違うんだ。

-SKATERSは、今後どのような活動をし、どんなバンドになっていきたいのか。展望や目標を教えてください。

正直、死ぬほど日本に行きたいんだよね。THE DEAD TREES以来行ってないからね。アメリカ人としては、世界でも指折りに楽しいところだと思うよ。こっちとは真逆だからね。今年は色んなところに行きたいと思っているから、とても楽しみなんだ。日本やオーストラリアには是非行きたいね。新しいファンのために演奏することを楽しみにしているよ!