Overseas
THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION vs ギターウルフ
2013年01月号掲載
ギターウルフ
-最高に盛り上がったJSBXとの対バンの感想を聞かせてください。今回の一戦は"仁義なき天下分け目のロックンロール頂上決戦"なんて呼ばれましたが、振り返っていかがですか?
友人に花を添えるべく、思いっきりかましたよ!
-旧知の仲であるJSBXとはさまざまな思い出があると思います。とりわけ印象的だったエピソードを聞かせてください。
ドイツのTVショウでオレたちを紹介する番組があった。そこでわざわざ司会を買って出てくれたことだね。
-JSBXの楽曲でお気に入りの曲を教えてください。
「Bellbottoms」!
-では、JSBXへのリスペクトとはどのようなものですか?
オレたちとやると、やたらと燃えるところかな?
-今回、"自らが敬愛するアーティストへのトリビュート・カヴァー曲、そしてこの一戦で聴かせたい勝負曲"というテーマからJSBXとのスプリットEPのリリースとなりました。そこで伺いますが、まず「Smoke On the Water」を選曲した理由、またはこの曲に纏わるエピソードを教えてください。
ギターを触ったことがある者なら必ず弾いてしまうフレーズ。スーパー・メジャーすぎて誰もが手をださない。オレはそういうのに手を出したがる癖があるのさ。
-次に「ガソリン子守唄」を選曲した理由をお願いします。また、この曲のバック・グラウンドとなる制作エピソードもありましたら教えてください。
東京に出てくる前、やたらと胸が高鳴り燃えていた。しかしその反面、不安も大きかった気がする。毎晩寝る前に、自分が持つガゾリンの量とその揺れ、つまり気合いみたいなもんかな、そいつを十分に感じることでやっと眠れる夜が何度もあった。そんな記憶を曲にしたのが「ガソリン子守歌」だ。
-では、ギターウルフとしての新作のプランはどうでしょうか? 新たに挑戦したいことなど、バンドの未来像を聞かせてください。
次の新作はこれまたすごいんだ! 楽しみにしとけよ。独特の曲ばっかりやって来てもう大変だ。
-ギターウルフのような"魂のロックンローラー"になるためには、絶対にチェックしておくべきアルバムを3枚挙げてください。ジャンルや年代は問いません。その理由もお願いします。
JOHNNY THUNDERS AND THE HEARTBREAKERS『L.A.M.F.』、MC5『Kick Out Jams』、THE CRAMPSのファースト、この3つだ! どれも爆発している!
-あなたが考える"ロックンロールの掟"とは?
ルックス、ジャンプにアクション!
-最後に、ロックンロール・ベイビーへ熱いメッセージを!
宇宙につっこめ!
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