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INTERVIEW

Japanese

THE UNIQUE STAR

2012年02月号掲載

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Member:エバタヒロカズ(Vo&Gt) tomo(Gt&Vo) カワダヒロシ(Ba) マツイリカ(Dr)

Interviewer:遠藤 孝行

昨年12月には本誌が主催する「Skream! EXPO」でも衝撃的なライヴを披露してくれたエモーショナル・ロック・バンドTHE UNIQUE STARが新たなアルバムを届けてくれた。外の世界に踏み出していく様な印象的な歌詞、よりスケール・アップしたサウンド・スケープ。静と動のコントラスト。そして何より美しいメロディが胸を打つ。『LEVEL 9』はナイーヴになりながらもそれでも前を向く彼らの今が刻み込まれた素晴らしいアルバムだ。

-3rdミニ・アルバム『LEVEL 9』完成おめでとうございます。まずは今作の手応えを教えてください。

エバタヒロカズ(以下エバタ):今までとはまた違った種類の手応えはあります。バンドとしてネクスト・ゾーンに足を踏み入れ始めたようなイメージですね。あとは応えが答えに変わればと。

-今作はよりエネルギッシュでスケールのある素晴らしい作品になったと思います。今作を作る上でコンセプト等はあったのでしょうか?

エバタ:そうですね、コンセプト・アルバムではないので、全曲に統一感を持たせてるという事はないですが、曲、アルバムのスケール感というものは過去作品に比べてより意識しましたね。僕らがキッズだった頃に、同じアルバムを何度も何度もリピートして聴いてきたような1枚、そういうアルバムが作れたらなと思いながら作りました。

-タイトルである『LEVEL 9』は終わりを示すと言われる数字でもあります。このアルバム・タイトルに込められた意味を教えて下さい。

エバタ:バンドは自らで壊してまた創っていける生き物だと思ってますから。1つを壊して、さあその先は?と言った意味合いです。LEVELはちょっとした遊び心ですね、FFだと今THE UNIQUE STARはレベルいくつ位なのかな、みたいなね(笑)。

-また歌詞も物事の終末を感じさせながらも、歩き出そうとする前向きな部分がとても印象的でした。どのように書かれているのでしょうか?

エバタ:人間、姿形は似ていますけど、中身はビックリする程それぞれ違うので。なので自分にしか書けない歌詞を、言葉選びを心掛けています。ある時は外へ向けて、ある時は内へ向けて。

-今作の中で核になっている曲、または個人的に気に入っている楽曲があれば教えて下さい。

カワダヒロシ:核になっているといえばあれもこれもと選びきれないです。今回のアルバムはそれぞれ個性がかなり強いので個々に思い入れも今まで以上に強いかもしれません。個人的に気に入っている曲というか、よく「JOKER」→「Darlin'」→「Sally」の順番に再生しています(笑)。

-ラスト・ナンバーである「僕が一人でいる理由」の後にアコースティックなナンバーが収録されていますね。この楽曲を収録した理由などがあれば教えて頂きたいです。

エバタ:内緒。聴いてもらえればきっと分かると思います。音量相当小さいですが(笑)。