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INTERVIEW

Overseas

THE SUNSHINE UNDERGROUND

2010年02月号掲載

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Member:Daley Smith(Ba)

Interviewer:佐々木 健治


-リズムというあなたがたの音楽にとって重要なファクターを作る上で、一番神経を使うところはどんなところですか?

曲やリズムを作るやり方にあまりこだわりがあるわけではないんだ。出来上がった曲がベストなものになるのであればそれに至る方法がどうであろうと気にしないよ。1曲全体が1つのリズムから出来上がることもあるし、良い感じの曲に仕上がるまでジャム・セッションを繰り返すこともあるし、前もって曲をどんなものにするかある程度固まった形から曲を作り上げることもあるんだ。必ずしも1つの方法に落ち着くわけじゃないんだ。

-今作ではギターの音色の美しさが際立っています。前作でも美しいギターが印象的でしたが、そこをさらに推し進めている様に感じました。

そうだね。でも、バンド全体としてのサウンドが良くなったと思うね。ダークなものはよりダークに、美しいものはより美しいものにね。

-プロデューサーにBarnyを迎えて制作されていますね。Barnyとの作業はいかがですか?

Barnyとの作業はとても充実していたよ。彼は曲作りに新たな方法を提示してくれたんだ。
Barnyにプロデューサーを依頼しようとしていた時、俺達は既に今回のアルバムに関してとてもしっかりとしたアイデアや目標を持っていたし、デモ・セッションもやっていたんだ。Barnyは俺達の音楽の方向性を気に入ってくれてより良い作品に仕上がるように手助けしてくれたんだ。

-人体を組み立てているアルバム・ジャケットも印象的ですが、このイメージにはどのような意図が込められているのでしょう。

アルバム・ジャケットのアートワークはJames Hunterによってデザインされたものなんだ。今回のアルバムでは各曲を表すようなアートワークにしたかったんだ。俺達は1920年代、1930年代の公共のポスターに興味があってそういうモチーフを用いたかったんだけど、ジャケットのアートワークとしてはもっと人目を引くようなものが良いんじゃないかって思っただけなんだよね。

-今度のあなた方のイギリス・ツアーでは、コンペティションを行ってフロント・アクトを選んでいますね。こういう形は、イギリスではよくある方法なのでしょうか?それとも、独自の試みですか?また、そうした形式をとった理由を教えて下さい。

こういうコンペティションを行っているバンドが他にいるとかいう話は聴いたことがないな。俺達がやっていることにみんなが参加してもらうには良い方法なんじゃないかって思っただけなんだ。バンドをやっている人達にとっては、自分達の作品を聴いてもらうのに良い機会だと思うしね。今年の初めにはアートワークのコンペティションも行ったんだ。ファンのみんなが、俺達がやっていることに参加してもらえる別の機会としてね。