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INTERVIEW

Overseas

THE BIG PINK

 

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Member:Robbie Furzer / Milo Cordell

Interviewer:佐々木 健治


-歌詞の「All Night We Turn And Turn/It Makes Sense To Turn Again」っていう部分はどういう意味なのでしょう?

M:それは、寝返りを打っているんだよ。で、同じことが頭の中を同じ考えがグルグル回っているんだ。愛するには若過ぎるってことがね。

-曲と歌詞っていうのは、どちらが先に出来るんですか?曲のループする感じと、歌詞とが通じる部分があるように思ったのですが。

R:メロディが先に来て、歌詞が出来るね。でも、まあ、決まった形はないけど、ドラムを入れて、ベースを入れてとか、考えて作るわけじゃないけど、歌詞が先のことが多いかな。

-「Velvet」を聴いた時に、PRIMAL SCREAMの「Vanishing Point」のようだなと思ったんです。ダークなサイケデリック感があって、その上でとても心地よさもあるトラックですよね。

M:うん。でも、そういうサイケデリックな感じというのは狙っているわけじゃなくて、自然と出てくるものなんだよね。

-じゃあ、音を作る上で、大切にしていることってありますか?

M:重視している部分というよりも、曲を作る時って、例えばノイズがあったり、そういうものをまずはレコーディングして、そこからどんどん曲にしていくんだ。曲のムードによって変わってくるから、かっこよく聴かせようとか、気持ちよく聴かせようとか、そういうことはあんまり狙っていなくて、その場の空気で出来上がっていくんだ。

-THE BIG PINKをやる上で、バック・ボーンになっているような影響を受けたアーティストというと、誰になりますか?

R:EINSTURZENDE NEUBAUTEN(ドイツの代表的ノイズ・バンド)には大きい影響を受けている。日本で撮った映像作品があるんだけど、そこでバンドがやっていること全てがかっこいいんだ。ヴィジュアルも音楽もね。

M:THE STONE ROSESかな。当り前の答えになっちゃうけど。

-THE STONE ROSESはどういうところが?

M:何より、歌詞が素晴らしいよね。THE SMITHとも詩的なところは通じているけど、THE STONE ROSESは、いわゆるワーキング・クラスのガキの集まりなのに、愛だったり喧嘩だったりテーマはいろいろだけど、あれだけ詩的に歌っているところに昔から感銘をうけていたんだ。

-THE BIG PINKでも、愛っていうのは歌詞の中によく出てきますよね。THE BIG PINKが表現する愛というのは、どういうものですか?

M:TRUE LOVE(真実の愛)だよ。