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INTERVIEW

Overseas

THE SUBWAYS

 

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Member:Billy Lunn(Vo.G.) / Charlotte Cooper(B.Vo.)

Interviewer:杉浦 薫

デビュー直後から凄まじいライヴの数をこなしてきたTHE SUBWAYS。メンバーはまだ20代前半だというのに、この落ち着いた貫禄は長いライヴ経験から培われたものなのだろう。このインタビューは、東京公演の直前に行われた。前日の大阪のライヴでは新曲「This Is The Club」が披露されたということ。2010年早々には新作もリリースするということなので楽しみに待っていよう。

-今日もこれからライヴが控えていますが、昨日の渋谷でのライヴや、大阪でのライヴはいかがでしたか?

C:凄く良かったわよ!
B:もちろん最高だったよ。日本に戻って来れて嬉しかったし、とにかく日本でライヴをすることが大好きなんだ。東京も大阪も素晴らしくて、みんな一緒に手を叩いてくれたり、歌ってくれたりして、めちゃくちゃ盛り上がったよ。

-日本に来るにあたって、楽しみにしていることはなんですか?

C:東京は5回、大阪には3回行っているんだけど、特に渋谷とか原宿で買い物したりするのが大好きなの。
B:名古屋も好きな街だよ。大阪も大好きなんだ。今回はオフがあったから、Charlotteと二人で出かけたんだけど、皇居の近くに初めて行ってみたんだ。そして歌舞伎座で歌舞伎を見て来たよ。

C:そうそう、素晴らしかったわ。日本語のガイドがあるのよね。
B:それでも最初は追いつくのにちょっと時間がかかったんだけど、だんだん引き込まれて夢中になっちゃったよね。とてもいい体験だったよ。

-大阪のROCK ROCKにも行かれたそうですね。

C:今回は私だけだったんだけど、SUMMER SONICで来日した時には全員で行ったのよ。

-DJはしたのですか?

C:いいえ、今回は飲みに行っただけよ(笑)。

-CharlotteがDJをする時にはどういうセットリストになるのですか?

C:最近はBillyの方がたくさんDJをしているわよ。
B:主にロック、インディー、ヒップホップやダンス系も少し入れて、踊れる感じにしているよ。アーティストで言うと、QUEEN OF THE STONE AGEやMUSEとかBIFFY CLYROとかOASISとかDoes It Offend, You Yeah?とかかな。
C:私も似たような感じね。二人でやるときはあらかじめどの曲をどっちが回すか決めておかないとかぶっちゃうから、最初に話し合ったりするのよ。

-お二人のDJを是非聴いてみたいです。さて、ラジオでのアコースティックライヴも控えていますが、アコースティックセットでプレイしていて、楽しい曲はなんですか?

B:実際アコースティックセットをやる時は僕しか演奏しないから、ダブルヴォーカルのものをセレクトしているんだ。そしてみんなで一緒に歌ったりすることが出来る曲が好きだよ。「Oh Yeah」「Rock & Roll Queen」とか、新しいアルバムだと・・・
C:「Shake! Shake!」とか!
B:「Alright」とかね。基本的に曲作りはアコギでやっているから、どの曲もアコースティックで弾くことが出来るけど、ライヴでプレイすることを考えると、やっぱりダブルヴォーカルのものがいいよね。

-昨日のライヴでは「This Is The Club」という新曲を披露されたそうですね。これはどういう曲なのですか?

B:今までのTHE SUBWAYSとはちょっとテイストが違う曲なんだ。『All Or Nothing』はめちゃくちゃロックだったけど、新曲ではハーモニックなギターを弾いていて、ヴォーカルがラップっぽく叫んでいたりするんだ。曲のタイトルは、Bill Hicksていうアメリカのコメディアンからインスパイアされて名付けたんだ。"人嫌いの人の為のクラブ"っていうテーマなんだ。

-なるほど。ファンとしては新曲が披露されたということで、新作への期待をしてしまうのですが、既に準備はされているのですか?

B:そうだね。『All Or Nothing』がリリースされた頃は、もう今後、曲なんて書けないんじゃないかっていうような状態だったんだけど、今はようやくエネルギーが戻ってきて、ある程度曲作りは進行しているよ。新曲は基本的に、"演奏していて楽しい曲"というのがテーマなんだ。もういくつか披露出来る曲があるんだけど、今はまだ秘密にしているんだ。