Japanese
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"うたになる"でも"歌になる"でもなく言葉に重きを置いた"詩になる"。人生において抗えない場面に直面したとき目の前にあったのは生も死も含めて"心"が通じ合えているかどうか。森羅万象の中で表現に向き合った尾形回帰(Vo)の本気作。前アルバムで強固となったサウンドも絶頂を極め、武田将幸と三橋隼人のギターの音色も華やかで艶が増している。Track.2はインビシブルマンズデスベッド時代の盟友、西井慶太をアレンジャーに迎えた軽快なロック・チューン。スカ調のビートが刻まれるところが興味深い。Track.3は壱(Support Ba)、角谷正史(Support Dr/→SCHOOL←)が転調を繰り返す複雑な曲を支えておりライヴでの重要曲になる予感。新境地と対峙したバンドの希望を感じる全4曲。(高畠 正人)
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HERE
電撃
ウエスタン調の「電撃KISS」で幕を明ける本作は、"全曲リード曲のつもりで作った"と尾形回帰(Vo)が言うように、究極の祝祭チューン「BANG-BANG-ZAI」、王道ポップ・ソング「Sing!! Sing!! Sing!!」、ゴリゴリのハード・ロック・ナンバー「すべてぶつけて愛し合おうか、猛烈に。」と、かつてないほど粒揃いな曲が揃った。一方で、これまでとはまったく違うアプローチで生まれた「複雑な熱帯夜」では、HERE流AORをグルーヴィに決め、「今ここがポイントだ」や「ギリギリで鳴らす」では、現状からの脱却をポジティヴに歌う。限界を作らず、万歳するほど突き抜けたHEREの存在感を具現化した全12曲。これまでとはレコーディング方法を変えたことで、各パートの音が際立ち、立体感あるサウンドを手に入れたのも大きな武器だ。
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HERE
詩になる
"うたになる"でも"歌になる"でもなく言葉に重きを置いた"詩になる"。人生において抗えない場面に直面したとき目の前にあったのは生も死も含めて"心"が通じ合えているかどうか。森羅万象の中で表現に向き合った尾形回帰(Vo)の本気作。前アルバムで強固となったサウンドも絶頂を極め、武田将幸と三橋隼人のギターの音色も華やかで艶が増している。Track.2はインビシブルマンズデスベッド時代の盟友、西井慶太をアレンジャーに迎えた軽快なロック・チューン。スカ調のビートが刻まれるところが興味深い。Track.3は壱(Support Ba)、角谷正史(Support Dr/→SCHOOL←)が転調を繰り返す複雑な曲を支えておりライヴでの重要曲になる予感。新境地と対峙したバンドの希望を感じる全4曲。
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HERE
風に吹かれてる場合じゃない
前作『OH YEAH』が結成10周年の集大成だったとすると、6枚目の本作はHEREがこの先、何十年も活動していくエンジンを新たに積むことに成功した快作。「風に吹かれてる場合じゃない」で、現状は大変だけど前を向いて生きようと高らかに歌う尾形回帰に勇気づけられ、武田将幸&三橋隼人によるギター弾きまくりハード・ロック「最高ですから最強なんです」に胸を焦がし、イントロ・フレーズが印象的な「BOON BOON BOONでPON PON PON」でハッピーになり、HERE初のスカ・パンク・ナンバー「それではさようなら」で気分が軽くなる。壱(Ba)、ハジメタル(mezcolanza/Key)、#STDRUMS(Dr)、角谷正史(→SCHOOL←/Dr)ら、お馴染みのサポート陣との相性も完璧でライヴでの演奏が楽しみな全10曲。
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HERE
OH YEAH
年明けに発表したシングル『スーパーポジティブ』では、80sを彷彿とさせるニュー・ウェーヴ・テイストに挑戦。これまでのハード・ロック寄りなサウンドから大きく方向転換したかと思いきや、最新アルバム『OH YEAH』では、それが手始めだったとばかりに、ビート・パンクやラップなど、ロックを演奏するのが楽しくて楽しくて仕方がないという無双状態に。9mm Parabellum Bulletのサポートとしても名を馳せる武田将幸&三橋隼人のツイン・ギター面目躍如のHERE王道のロックンロール/メタル調の楽曲ももちろん健在。10年やり続けたからこそ歌えたという尾形回帰渾身のロック・バラード「OH YEAH」など、充実の全12曲を収録している。スケール感をアップしたHERE、ロックへの愛に溢れた5枚目。
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HERE
I WANNA EAT YOUR CHAOS
昨年TOWER RECORDS限定で1stアルバムをリリースし、アルバムを引っ提げたツアーでは、アルカラ、9mm Parabellum Bulletとの3マンで盛大なファイナルを迎えたHERE。2作目の本作でいよいよ全国流通を果たす。上記バンドとガチンコ勝負するところからも濃さは伝わるが、そのサウンドはとにかくシアトリカル。喜怒哀楽も、笑いもハングリーに詰め込んだロック・オペラとなっている(不定期でロック+演劇のライヴ"PHOENIX"も開催しているという)。キャッチーで、大合唱や合いの手を呼ぶメロディに、ハード・ロック全開のギター・ソロで派手に煽り、かと思えば凛々しいビートでシリアスに攻める。毒を盛って、盛って、そして引き算によるタイトなロックンロールを聴かせる。これが中毒者を増やしているんだろう。
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