Japanese
2022年05月号掲載
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香取慎吾やVaundyらゲストを多数迎えた"WONK'S Playhouse"の設定は、バンドが制作のために過ごすシェアハウスだったが、今作の布石でもあったように思えてくる、これまでにない日常感と親しさが溢れている。温かみのあるアコギやローズウッド、何よりメンバーのコーラスが印象的なTrack.2、ジャズ~ネオ・ソウルの粋で楽器一音一音の聴こえ方に注力したTrack.3やTrack.4、シンセ・ベースが空間を膨張/収縮させつつ、圧のないミックスが今の彼ら流のヒップホップ~エクペリメンタル・ソウルを具現化するTrack.5、そして祈りのようなTrack.6に帰着。家族や恋人、友達から魂の友人と呼べる人まで。どうかあなたらしく生きていてほしいと願う4人からの手紙のような6篇(曲)。(石角 友香)
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