DISC REVIEW
Overseas
2022年03月号掲載
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ANIMAL COLLECTIVE
Time Skiffs
ANIMAL COLLECTIVEってこんなに聴きやすかったっけ。00年代後半のUSインディーを席捲したフォークとサイケの折衷ブーム、およびボルチモア結成のバンドが拠点としたブルックリン・シーンを代表する4人組の6年ぶりとなるアルバムは、そんな印象にちょっとびっくりだ。評価を勝ち得るなかで推し進めてきた実験的なアプローチではなく、フォークとサイケの折衷をメロディの心地よさとともに追求したところ、冒頭の印象に繋がったようだ。そこに絶妙な割合で入り交じるエスニックなサウンド、ラテンのリズム、ジャズ/フュージョンのエッセンスが彼ららしい。プログレ・サイケなTrack.3の宇宙的なサウンドとTrack.4の生々しいバンド・サウンドのコントラストもダイナミックだ。
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