DISC REVIEW
Japanese
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THREE1989
Director's Cut
"聴く映画"をコンセプトにしたTHREE1989のメジャー1stフル・アルバム。80~90年代のR&Bやソウル・ミュージックという自身のルーツを軸にしながら、インスト曲に楽器以外の音色もふんだんに盛り込んだサウンドは、全26曲というフル・ボリュームでありながら、まったく冗長さを感じさせない遊び心が溢れている。生きる意味、出会いと別れ、はじける夏の恋、孤独なクリスマス、危険な愛のかたち、過去の記憶、現在の渋谷。様々なシチュエーションで描いた7つのパートはそれぞれ異なる物語でありながら、同時に一瞬一瞬を健気に生きる人間の姿が浮かびあがる。コロナ禍を経て、よりShohei(Vo)の歌詞が生々しくなったからこそ、映画というモチーフとTHREE1989との相性の良さが発揮された1枚だ。
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