DISC REVIEW
Japanese
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クレナズム
Touch the figure
「酔生夢死」や「積乱雲の下で」、ラッパーのクボタカイをフィーチャリングし、Spotifyで100万回再生を超える「解けない駆け引き」など、先行配信された曲が収録された4作目のミニ・アルバム。萌映のエアリーなきらめきとどこか郷愁を誘う成分が混じり合ったヴォーカルが、キャッチーなメロディや歌の世界観を広げ、ノイジーに歪んだギターやアグレッシヴなビートとエモーショナルなアンサンブルを奏でる。コロナ禍でライヴ活動が減るなか、曲の色彩やサウンドスケープを広げる作業にじっくりと向き合った。凛としたシューゲイザー・サウンドを磨き、同時にヴォーカルのパワーを生かした歌始まりの曲が増えるとともに、一曲一曲その曲が持つ豊かな情緒を紡ぐ繊細さが光る。バンドの大事な時間を感じる1枚だ。
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