Japanese
2021年07月号掲載
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キャッチコピーは"灯せヘイホー、あの場所へレッツゴー"。北海道の中標津という街がテーマの本作。配信に変更となった主催フェス"SHIRUBE 2021"のテーマ曲「その羅針盤」は、何度も繰り返すサビのシンガロングとその前向きな歌詞が、ライヴの自由を奪われたコロナ禍を乗り越え、前に進んでいく勇気を与えてくれる。続く「なんにもできない空だって」は"見上げた空は晴れ晴れ"と歌う希望を感じる1曲。そして切なくも優しさ溢れるバラード「くだらない雨」と続く。本作を締めくくるのはライヴ・バンドの真骨頂を魅せる「歩く日々ソング(Live Version)」。"2013の春"から"2021の春"、そしてこれからも歩き続けるボイガルが、先の見えない暗闇でも道標となる灯りを灯す1枚。(中尾 佳奈)
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