DISC REVIEW
  
Japanese
2021年06月号掲載
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    諭吉佳作/menからだポータブル中学生の頃に"未確認フェスティバル"で審査員特別賞を受賞、でんぱ組.incへの曲提供でも注目された2003年生まれの新世代音楽家が、本作と『放るアソート』の2作品でCDデビュー。転がるピアノの上をクリアな歌が生き物の如く跳ねる「ムーヴ」から、逆再生しているような笛の音色と掴みどころのないメロディに翻弄される「まま」で、冒頭から聴き手を没入させる。そうして無機質さと躍動感が行き来するサウンドに浸っていると、「この星にされる」では大人びた歌声に変化し、色香のある詞と共に現実味のある世界へ転換。坂元裕二の朗読劇"忘れえぬ 忘れえぬ"主題歌「はなしかたのなか」も、Corneliusからの影響が窺える、想像力を喚起させる曲で存在感充分だ。新感覚且つ心地いい音を求める貪欲なリスナーに薦めたい。 
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