DISC REVIEW
Japanese
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PULPS(ex-南蛮キャメロ)
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大阪は八尾市発の幼馴染4人組バンドの初全国流通盤。古き良きUKロックや、フォーク・ソング、歌謡曲などを、2020年代を生きる彼らの感覚で採り入れた全5曲は、時代や世代を超えて多くの人に届くこと間違いなし。ニューミュージック調の「青い鳥」で幕を開け、吉田拓郎や原田知世を意識したという、ささやかながら温もりが染みわたる愛の歌「クチナシの部屋」、彼らの思うロック・バンドへのこだわりが見え隠れする「1989」、軽快に突っ走る「untitle crown」と畳み掛け、"どうしても届けたい/君だけへの歌がある"と飛びっきり美しいメロディと、叫ぶのではなくリスナーを包み込むように歌心を響かせる「Flower」が締めくくる。ライヴハウスで彼らの鳴らす生音をたまらなく聴きたくなった。
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