Overseas
2020年07月号掲載
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80年代から活動を続ける、Andy Bell(Vo)と元DEPECHE MODEのVince Clarke(Key)によるエレクトロ・ポップ・デュオが、実に18枚目となるアルバムをリリースする。想像上に存在する、光り輝く場所をイメージして制作されたという今作は、そのタイトルの通りに明るく温もりのある作風に仕上がった。軽快なリズムに乗せてピースフルなヴォーカルが響くTrack.1、ホーリーなメロディが印象的なTrack.7と、フロアの光景が脳裏に浮かぶダンサブルできらびやかなシンセ・ポップが収められている。ピアノ伴奏でソフトに歌い上げるバラードのTrack.8も絶妙。コロナ禍を受け、世界や人々の心からもネオンの灯りが消えつつある昨今だからこそ聴きたい1枚だ。(菅谷 透)
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