DISC REVIEW
Overseas
2020年01月号掲載
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Lewis Capaldi
Divinely Uninspired To A Hellish Extent
2019年に最も売れたSSWと言えばこの人、Lewis Capaldiだろう。スコットランド人アーティストとして38年ぶりの全米シングル・チャート1位獲得も、大きな話題となった。それにしても、このぽっちゃりした地味な青年がこんな奇跡の歌声を発するなんて。若さに見合わぬ激渋ヴォイスと自虐も交えたユーモア溢れるSNSでの振る舞いという、ギャップ萌えキャラにハマってしまう方も多いのでは。フォーク・ロックをベースとした素朴なメロディと語り掛けるような歌唱。そこにスケール感のあるアレンジが加わり、テンションが上がっていくハスキーで力強い歌声もグッとくる。良曲の教科書のような聴いても歌っても気持ちのいいバラードが詰まった今作は、きっと多くの人の記憶に残るだろう。
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