DISC REVIEW
Japanese
2019年12月号掲載
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UMEILO
春火鉢
北海道在住の若き4人組、UMEILO。"小説のような世界観"が評判を呼ぶなか、今回はヴォーカルの伊藤純輔が書き下ろした小説に、2曲入りのシングルCDがパッケージされた作品をリリースする。"文学系ギター・ロック・バンド"というキャッチコピーに説得力を感じさせる、結成2年目の決定打だ。「春火鉢」は寒い土地から生まれたバンドならではの温かさや、20歳という狭間の年齢の伊藤が歌う青春のリアリティが伝わってくる。「夢路を終えて」は5分半を超える尺にたっぷりと言葉が詰まった切なく壮大な1曲。さらりとは受け流せない、いい意味で重みのある作品だ。伊藤やバンドの成長と共に世界観や音楽性が変化していくバンドのような気もするので、これからも楽しみに見守りたい。
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