Japanese
2019年11月号掲載
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"機動戦士ガンダム"放送開始から40周年という節目の2019年に、スピラ・スピカがファンだけでなく、ガンダム・フリークをも唸らせるシングルをリリース。ガンダム最新作のOPテーマ「リライズ」は、バンド名に込められている"誰かの希望になりたい、背中を押したい"という思いが表れた1曲に。アニメにリンクした歌詞と、幹葉(Vo)の明るくも繊細な歌声に注目だ。さらに、ガンダム・シリーズのカバー曲2曲も収録。特に「STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~」は、原曲の良さを残しつつ、間奏など要所を現代風のサウンドへアップデートさせ、爽やかで青春感溢れる楽曲へと変化。今までもガンダムにゆかりがあった、彼女たちだからこそできた大胆なアレンジだ。(新地 駿平)
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スピラ・スピカ
Re:RISE -e.p.-
"機動戦士ガンダム"放送開始から40周年という節目の2019年に、スピラ・スピカがファンだけでなく、ガンダム・フリークをも唸らせるシングルをリリース。ガンダム最新作のOPテーマ「リライズ」は、バンド名に込められている"誰かの希望になりたい、背中を押したい"という思いが表れた1曲に。アニメにリンクした歌詞と、幹葉(Vo)の明るくも繊細な歌声に注目だ。さらに、ガンダム・シリーズのカバー曲2曲も収録。特に「STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~」は、原曲の良さを残しつつ、間奏など要所を現代風のサウンドへアップデートさせ、爽やかで青春感溢れる楽曲へと変化。今までもガンダムにゆかりがあった、彼女たちだからこそできた大胆なアレンジだ。
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スピラ・スピカ
恋はミラクル
ピュア・ポップ・ロック・バンド、スピラ・スピカがTVアニメ"みだらな青ちゃんは勉強ができない"のエンディング・テーマを表題に据えた3rdシングルをリリースした。表題曲「恋はミラクル」は、弾けるような清涼感が溢れるギター・ポップ・ナンバー。純愛ラブコメの世界観に寄り添い、甘酸っぱい初恋の気持ちを綴った歌詞もかわいらしい。カップリングの「ハピパピ」は、キラキラとしたシンセのサウンドが効いたまさに"ハッピー"なエレクトロ・チューン。サビの"スピハピラ・スピパピカ"は、つい一緒に歌って踊りたくなってしまうようなフレーズだ。また、元気いっぱいの雰囲気から一転して、大切な人に向けたバラード曲「君に伝えたいことがあるんだ」で見せる優しくまっすぐな幹葉の歌声も魅力的。
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スピラ・スピカ
小さな勇気
TVアニメ"ガンダムビルドダイバーズ"EDテーマで華々しくメジャー・デビューしたピュア・ポップ・ロック・バンド、スピラ・スピカから2ndシングルが到着した。表題曲はこの季節にぴったりの、新たな世界へ一歩を踏み出す瞬間の希望と寂しさを併せ持つ1曲。アップテンポで爽やかでありながら、実はバンドの危機も乗り越えてきた3人だからこその、確かな説得力を持った応援歌となった。c/wにはインディーズ時代の人気曲をリライトした、パワフルでライヴでも映えそうな「星降る夜に」、自身初のラヴ・ソング「桜が咲く頃」を収録。幹葉の緩急をつけた伸びやかなヴォーカルには揺るぎなさも生まれ、単なるキラキラ・ポップで終わらせない、これまでの道のりで得てきたバンドとしての厚みも見せる1枚だ。
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スピラ・スピカ
スタートダッシュ
スピラ・スピカ(ex-スノーマン)のメジャー・デビュー・シングルは、TVアニメ"ガンダムビルドダイバーズ"後期EDテーマである「スタートダッシュ」を皮切りに、色とりどりの3曲が詰め込まれた。表題曲では、幹葉が高橋久美子(ex-チャットモンチー)と共作し、アニメと自分たちを重ね合わせて書き上げた歌詞が矢継ぎ早に飛び出す。これからスピードを上げて走り出す彼らにぴったりな、ポップで強いキラー・チューンだ。さらに、1週間を歌う歌詞を爽やかなピアノが輝かせる「想い描いたら」、老若男女が楽しめるじゃんけんをテーマにしながらも、演奏にはロック魂が光る「じゃんけんキング」も収録。まさにバンド名の如く、聴く人の心に希望の星をきらめかせる存在となる可能性を秘めた1枚だ。
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スピラ・スピカ
雪と星と僕ら
2016年には"MASH A&R"のオーディションでファイナリストに選出され、関西で名を広げていた3ピース・バンド"スノーマン"が今年1月"スピラ・スピカ"に改名。そして今回初の全国流通盤をリリースする。収録曲は、新曲「僕らなら」+自主制作時代からの楽曲という内容になっているが、転調を巧みに用いながら始まりや転機について歌った歌を冒頭に連続させているのは再スタートの意味を込めてのことだろうか。ヴォーカルのまっすぐな声質が生かされている曲も多く、クスリと笑えるユーモアの効いた曲も。フル・アルバムのボリュームを活用しながら様々なジャンルに挑戦しているが、サウンドの厚さが増せばもっと聴き応えが出てきそうな予感。そのあたりは今後の作品に期待したい。