Japanese
2019年05月号掲載
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これは全世代がライヴで盛り上がれる音楽! と思ったらなんとすでに7枚目のアルバム。ホーンやパーカッションも擁する7人組の大所帯バンドの基調は、ファンク/ダンス・ミュージックだ。リード曲「Hello Hello Hello」でもその厚いアンサンブルを発揮しているが、肝は突き抜けるカラッとしたMasaのヴォーカルだろう。渋目のジャズ・ファンクやレア・グルーヴィなバラード、"肉フェス"出演の際に書き下ろした"お肉食べたい"と銘打たれたディスコ・チューンもあるし、盟友 FUNKISTとのラテン・テイストの「ヒットチャートを駆け上がれ」もある。日常的なMasaの歌詞も相まって、グルーヴに身を任せるだけで、普通の毎日をちょっと明るく痛快なものにしてくれる全9曲。(石角 友香)
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