DISC REVIEW
Japanese
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HONEBONE
13
予備知識がないまま1曲目の「13」を聴くと、"漫談の口上か?"もしくは"この人は何をまくし立てているんだ?"と驚くかも。だが、この曲ではHONEBONEのプロフィールがほぼ理解できるのでまずは傾聴を。他人や世間、自分に対する鬱憤が大半を占める曲もあれば、日々の"せんべろライフ"を充実させてくれる愛すべきお店への感謝を歌った曲もある。それを役者顔負けの声と演技力で歌うEMILYと、ギター1本で支えるKAWAGUCHI。曲によってはリズム隊も入り、日常のブルースをタフに下支えしている。東横線沿線に住む人間を糾弾する、東京住みなら笑える「東横戦争」の荒涼としたサウンド、きれいごとに別れを告げる歌詞とドライな音像の「サラバ!」など、シンプルゆえに音と言葉が刺さる。
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