DISC REVIEW
Japanese
-
-
The Floor
CLOVER
言葉のメッセージ性ではなく、音色の調和が作り出すイメージにピントを合わせたサウンド・アプローチが特徴的な6曲入りミニ・アルバム。楽曲そのものが持つ旨味を引き出した楽曲が多いのは、これまで以上にバンドというセオリーにとらわれない音作りが行われているからだろう。「Keep On Crying」では打ち込みのドラムやゴスペル的な多重コーラスなどを用い、海の中を漂う透明感を表現することに成功。「Through The Night」はリズミカルな譜割りとギターのカッティングの交錯やリフレインが、軽やかなサウンド・スケープを作り出している。海外の音楽にも精通している彼らの性質やポリシーと、J-POP的ポップ・センスが等身大で花開いた楽曲が揃い踏み。バンドの強い意志を感じる。
LIVE INFO
- 2025.05.18
- 2025.05.20
- 2025.05.21
- 2025.05.22
- 2025.05.23
- 2025.05.24
- 2025.05.25
- 2025.05.26
- 2025.05.27
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号