Overseas
2018年12月号掲載
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00年代前半にロック・シーン最前線で活躍したSUGAR RAYの数々の楽曲の中から14曲を厳選。レイドバックしたサーフ・ロックというイメージが強い彼らだが、音楽性はハードコアからパワー・ポップ、そしてJoe Jacksonのカバーまで、ミクスチャー・バンドの呼び名に恥じない多彩さを誇る。そんな振り幅の広さをポップに打ち出したところが彼らの真骨頂。レア・トラックは収録されていないものの、彼らの代表曲を知るには便利な1枚だ。フロントマンのMark McGrath(Vo/Gt)がテレビの司会業も楽しみながらマイペースな活動を続けている彼らだが、10-FEETのTAKUMA(Vo/Gt)との共演を含む『Music For Cougars ~復活の常夏番長~』(2010年)以来となる新作をそろそろ聴きたい。(山口 智男)
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