Japanese
2018年07月号掲載
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K-POPやロックなどのジャンルにとらわれない独自のスタイルを貫き、今年3月に日本デビューを果たした韓国の5人組ロック・バンドが、2ndシングルをリリース。今作は、なんとギタリストの生形真一(ELLEGARDEN/Nothing's Carved In Stone)によってプロデュースされた。重みのあるサウンドとギター・リフから生形の色がハッキリ見え、これまでよりもロック・テイストの強い作品となったが、メイン・ヴォーカル4人の歌声とメンバー作詞の歌詞によって、DAY6らしさもしっかりと表現されている。ダイナミックなサウンドに乗せて、大切な人を失った悲しみを歌う2曲でひとつのストーリーを作り上げた彼らは、アイドル色が強いと思われがちな韓国人アーティストのイメージをひっくり返す存在になるのでは。(三木 あゆみ)