Overseas
2018年06月号掲載
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"FUJI ROCK FESTIVAL '18"に出演する英グラスゴーのエレポップ・トリオによる2年8ヶ月ぶりの3rdアルバム。R&Bやヒップホップに頼らず、自分たちのエレポップ・サウンドを貫いているところが、とにかく痛快にして、爽快。3人の迷いのなさは、ポップな曲調とは裏腹に切れ味鋭い演奏と紅一点シンガー、Lauren Mayberryの、どこまでも伸びていくようなヴォーカルにもしっかりと表れている。曲ごとに緩急をつけた全16曲。どの曲にもキャッチーなフックが効いているのは、プロデューサーに迎えた現代のポップ・マエストロ、Greg Kurstinとの共同作業によるところも大きいのだろう。"これまでで最もポップな作品"とLaurenは言っているが、まさにそのとおりの作品になっている。(山口 智男)
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