Japanese
2018年01月号掲載
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配信限定で「Ame Dance」、「Light」をリリースし"Fox.i.e"名義で海外活動も行ってきた辻村有記のソロEPが完成。2016年にHaKUを解散し、ソングライターとして自分を作り上げたカルチャーに向き合い、その柱となる"POP"を新しいアプローチで構築した。ライヴはひとまず横において、頭に詰まっている音世界、好きな音色やリズム、純粋な想いとメロディを濃いままでアウトプットした感覚だ。R&Bや、オーケストレーションの要素も随所で感じる、饒舌で温かみのあるエレクトロ・サウンドは、バンド時代から考えると新鮮であり、またエッジーで洗練されている。ダンス・ミュージックでもあるが、フィジカルなビートよりも物語性の高さに重きが置かれていて、イマジネイティヴな広がりがある。(吉羽 さおり)
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