Japanese
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"「warbear」という名前は、THE WAR ON DRUGS×GRIZZLY BEARってこと?"なんて冗談も言いたくなるような、素晴らしい作品。Phil EkやBrian McTearといったUSインディーの要人をエンジニアに迎え、音数は削ぎ落としつつ、モダンに仕上げた音像が、尾崎の歌を引き立てている。その起点は『Sea and The Darkness』(Galileo Galilei)のラスト・ナンバー「Sea and The Darkness II (TotallyBlack)」であり、随所にサックスがフィーチャーされているのも、尾崎の趣向がはっきりと表れている。歌詞はよりパーソナルになり、基本的には内省的で、曲によっては死生観が強く表れつつも、どこか風通しの良さが感じられる。自らと深く向き合ったソウル・ミュージックで、第2章のスタートが切られた。(金子 厚武)