DISC REVIEW
Japanese
2017年07月号掲載
-
-
GIRLPOOL
Powerplant
2015年にロンドンの名門 Wichita Recordingsからリリースした1stアルバムは、数々の音楽メディアにて称賛を浴びた。それから約2年の歳月を経てLAのガールズ・デュオが帰還。ギターとベースを軸にした前作では、ドラムレスの編成を生かしてただただナードなフォーク・ポップをかき鳴らしていたが、今作ではそれらの制約を投げ捨てることでドリーム・ポップを彷彿とさせる新たな表現領域を獲得。その証明としてオープニングを飾る「123」では、従来のアンニュイなサウンドから突如重厚なバンド・サウンドへと展開する。シェイカーやピアノを採用した表題曲「Powerplant」など、わかりやすいアップデートも遊び心のある曲として十分楽しめる。覚醒への第一歩として、今後が楽しみになる1枚。
LIVE INFO
- 2025.06.26
- 2025.06.27
- 2025.06.28
- 2025.06.29
- 2025.07.02
- 2025.07.03
- 2025.07.04
- 2025.07.05
- 2025.07.06
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ASP
Skream! 2024年09月号