DISC REVIEW
Japanese
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THE ANDS
FROTHY
90'sオルタナの申し子と言えるサウンドの延長上で、既成概念や固定観念から解き放たれ、さらなる広がりを見せ始めた2011年結成の3人組による3rdアルバム。かなりの深度まで水中に潜ろうとしている姿を捉えたアートワークを考えると、音楽性を広げたと言うよりは、むしろ深いところまで追求したと言った方がメンバーたちの本意なのかもしれないが、LED ZEPPELINを思わせるTrack.4「Womb」や跳ねるリズムがブギっぽいTrack.5「Mute」におけるハード・ロッキンなサウンドは、まさに新境地。"泡のような"を意味するアルバム・タイトルは、泡のように形を変えることを恐れないというバンドの意思表示なんだそうだ。本作における手応えを糧にTHE ANDSは美しい音楽を求め、これからも挑戦を続けるに違いない。
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