Japanese
2016年08月号掲載
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メンバー全員が曲を書けるという圧倒的な長所があるにもかかわらず、例えば山口隆(サンボマスター)が楽曲提供していたり、田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)と共作した曲があったり、そうやって自分たちのまだ見ぬ可能性を探ってきた3人。そしてこのたびリリースとなる2ndフル・アルバムは、バンドにとって初のセルフ・プロデュース作品。肩の力が抜けた素の温度感によって、"聴き手のすぐそばにピタッと寄り添う"、"そうやって幸せを分かち合っていく"というこのバンドの魅力がいかんなく発揮されている。あらゆる角度から自分たちらしさを俯瞰してきた経験があるからこそ、nicotenによるnicoten論は純度も濃度も限りなく高い。(蜂須賀 ちなみ)
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