Overseas
2016年07月号掲載
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シンガー・ソングライターおよびトラックメイカーのみならず、マルチ・プレイヤー、さらには類稀なるライヴ・パフォーマーとしての顔も持つUKシーン期待の新人がついに日本デビュー。安易な喩えではあるけれど、James Blakeが作った曲を、Sam Smithが歌っていると言ったら、いきなり全英3位の大ヒットになったこのデビュー・アルバムの雰囲気は伝わるんじゃないか。ずば抜けてユニーク――とまでは言えないが、Sam Smithなどに続く才能であることは十二分にアピールしている。"FUJI ROCK FESTIVAL '16"出演も決定。ひとりでステージに立ち、ギター、キーボード、ドラムなどを操りながら観衆の気持ちを掴むというパフォーマンスを観たら、印象はがらっと変わるかもしれない。(山口 智男)
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