DISC REVIEW
Japanese
2016年05月号掲載
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電波少女
パラノイア
ほぼ全曲がフィーチャリング曲だった昨年リリースの前作『WHO』とは異なり、このユニットの軸を見せるような構成の本作。ラップにおいて重視されがちな言葉の滑り方のみならず、聴き応えのあるメロディ・ラインも特徴的。そのため、ヒップホップというジャンルに変にこだわっていない印象があり、正統な歌モノとして聴くことも可能だ。そんな音楽性の由来にあるのは、彼らの根底にある"枠にハマることに対する窮屈さ"や"匿名性を振りかざして極端な思考を繰り返す人々への違和感"だろう。Track.1「拝啓」に始まり、Track.7「追伸」で終わっていることからも察せられるように、その銃口はあなたの喉元に。"俺達の曲は聴きやすい猛毒"(「追伸」)というフレーズも言い得て妙だ。
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