Japanese
2015年11月号掲載
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2010年に結成された3ピース・ガールズ・バンドSu凸ko D凹koi(読み:すっとこどっこい)の2ndミニ・アルバム。いきなりLED ZEPPELINのリフが聴こえてきたかと思いきや、一気に加速するオープニングから、Track.1「くず息子」、Track.2「店長、私バイト辞めます。」、Track.3「童貞応援歌」と続く楽曲は、女性ながら悪ガキ感満載のあるパンキッシュさ。Track.5「紅に染まる女子達」では身の周りのどころか生理について苛立ちと悲しみを歌っている。SNSからはみ出たようなリアルな日常を歌う言葉の数々を、共感して痛快と感じられるかどうかは聴く人を選ぶはず。音楽的表現力に長けた女性バンドが増えているだけに、音楽面で光る何かをしっかりと残して欲しい。(岡本 貴之)
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